のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

2019-01-01から1年間の記事一覧

古事記の神様と神社・東京編(9)

年の瀬ですねぇ~。年末年始と言っても爺さんにはただの普通の日でしかないのですが、そうは言っても今年は災害が多かったので、来年こそは良い年になるよう神様にお願いするべ。そう思って訪れたのが開運、商売繁盛の御利益がある鷲神社(おおとりじんじゃ…

古事記の神様と神社・東京編(8)

「関東のお伊勢様」と呼ばれる神社をご存じでしょうか。港区芝大門にある芝大神宮がそうなんですね。先日の泉岳寺の帰りに参拝をしてきました。ブログ写真を撮るために泉岳寺には二度行ってます。一度目の帰りが芝大神宮に、二度目の帰りが高輪神社に寄りま…

古事記の神様と神社・東京編(7)

泉岳寺から第一京浜を品川方面に5~6分歩くと、右側に高輪神社の入口があります。ビルの間なのでうっかりすると通り過ぎてしまいそうです。その上、社名碑が工事で養生されていて見えません。写真の右下あたりにあるのですが・・・。 養生がなければこんな具…

番外編・泉岳寺

今回は古事記をちょっとだけ離れて、泉岳寺の参拝をお送りします。泉岳寺と言えば赤穂浪士の墓があることで有名ですね。そして、12月14日は吉良邸討ち入りの日で、泉岳寺では義士祭が行われます。当日は大変な人出になるので、ブログ用の写真を撮る余裕はな…

古事記の神様と神社・東京編(6)

穴八幡宮から早稲田通りを高田馬場方面に歩き、西早稲田の交差点を右折して行くとほどなく、水稲荷神社があります。ここも早稲田地区のパワースポットと言われているので、爺さんはだらだら上り坂を懸命に歩いて行って来ました。 目次 1.場所 2.ご由緒 3.ご…

古事記の神様と神社・東京編(5)

皆さんは「一陽来復」という言葉をご存じでしょうか。これは易経での冬至を表す言葉だそうです。私は何も知らなかったので、ネットで調べたことを以下に述べます。 易経では、6個の陰陽でその月を表していて、旧暦10月は6個が全て陰になる月で、冬至のある旧…

古事記の神様と神社・東京編(4)

三囲神社から徒歩10分弱で、隅田川に架かる言問橋下に広がる隅田公園に着きます。この公園の一角に牛嶋神社があります。この神社は三輪鳥居という、珍しい形の鳥居があることで有名なんですね。 目次 1.場所 2.ご由緒とご祭神 3.鳥居に関して 4.参拝 1.場所 …

古事記の神様と神社・東京編(3)

今戸神社から隅田川沿いのウォーキングロードを隅田公園方向に歩いて行くと、三囲神社があります。この神社はどちらかというとマニアックな神社で、おそらく、一部の関係者には有名ですが、一般の人の知名度はそんなに高くないんじゃないかと思います。違っ…

古事記の神様と神社・東京編(2)

皆さんは招き猫発祥の地と言われている神社をご存じでしょうか。浅草にある今戸神社がそうなんですね。で、どんなとこなんやろと思い、犬猫類があまり得意でない爺さんが、意を決して(?)行って来ましたのでご覧下さい。 目次 1.場所 2.ご由緒とご祭神 3.…

古事記の神様と神社・東京編(1)

今回から「古事記の神様と神社・東京編」がスタートします。と言いながら、祀られている神様が古事記には出てこなかったり、神社のある場所が東京ではなかったりする場合もあると思います。その時は軽くスルーして下さい、そのへんは柔軟に行きますよ。 まず…

のと爺の奈良旅レポ(8)

さぁ、奈良旅も三日目、最終日です。今日は奈良国立博物館へ正倉院展を見に行きます。当初は、その後、東大寺と春日大社へ行く予定にしていました。この二社は昨年も行きましたので、今回、二度目の参拝となる予定でした。しかしながら、昨日、一昨日の長距…

のと爺の奈良旅レポ(7)

橿原神宮の北の鳥居から出て神武天皇御陵を目指して歩きました。特に時間は計っていなかったのですが、どうでしょう、15分ぐらいでしょうか。歩いてる人は全くいなく、車もたまに通るぐらいで、この道でいいんかいなと少し心配になってきた頃、神宮の杜の木…

のと爺の奈良旅レポ(6)

さぁ、いよいよ橿原神宮についてのレポです。前回の大神神社からJR桜井線、近鉄大阪線、近鉄橿原線を乗り継いで橿原神宮前駅で下車です。同駅の改札口にいた駅員さんに道を尋ねると、奈良弁で立て板に水の説明でした。多分、大勢の人が尋ねるんでしょうね。…

号外:大嘗祭特別ご朱印

現在、橿原神宮の記事をまとめている最中なのですが、皆様ご存じのように今月14日と15日に皇居にて新天皇による大嘗祭が行われています。これに伴い、特別ご朱印を発行する神社がありますが、昨日、浅草神社に行って参りました。 場所は有名な雷門浅草寺の隣…

のと爺の奈良旅レポ(5)

さぁ、奈良旅の二日目です。今日は大神神社、橿原神宮、神武天皇御陵を参拝する予定です。古事記を少しかじり始めたこともあり、奈良に来たらこの三か所ははずせないと以前から思っていました。 まず、JR奈良駅から桜井線に乗り三輪駅で下車し、大神神社を目…

のと爺の奈良旅レポ(4)

当初は唐招提寺から朱雀門へ行く予定だったのですが、やや疲れ気味だったのであの広大な土地を歩くのは無理と思い、近鉄奈良駅に戻りました。そして向かったのが漢國神社(かんごうじんじゃ)です。 実は、奈良旅の予定を考えていたときに、市内地図を眺めて…

のと爺の奈良旅レポ(3)

奈良旅レポ3回目は唐招提寺です。天平宝字3年(759年)鑑真和上が創建した戒律の専修道場が本寺の始まりと言われています。 詳しくはホームページで確認して下さい。 toshodaiji.jp 目次 1.場所 2.南大門から講堂、奥の小道へ 3.奥の小道 4.鑑真和上御廟 5.…

のと爺の奈良旅レポ(2)

さて、奈良旅レポの2回目ですが、その前に、皆さんは「スマートEX」をご存じでしょうか。多分、ほとんどの方は「何いまごろ言ってんだよ、とっくに知ってるよ!」とおっしゃると思います。 でも、年に1~2回しか新幹線を利用しない私にとってはこれは驚きで…

のと爺の奈良旅レポ(1)

今回からしばらく奈良旅レポをお送りします。何回になるかは自分でも分かっていません。後先を考えずに数百枚の写真を撮ってきたため、その整理をしながら記事を書いていきますので、どんなレポになることやら。ただ、なるべく単なる旅行案内的な内容にはし…

古事記の神様と神社・ご近所編(17)

「東京のへそ」というキャッチフレーズ(?)のある神社をご存じでしょうか。私もネットでいろいろ見ていたらこのフレーズを発見しました。いったいどういうことなんでしょうか。こりゃ、行かずばなるまい、と思って行って来ました。杉並区大宮にある大宮八…

古事記の神様と神社・ご近所編(16)

少しばかり更新間隔が空いてしまいました。実は、来月、ボランティアで初心者向けの「超入門・古事記講座」の講師をやることになりまして、その資料作りに時間を割いていました。ようやく一段落したので、ブログを更新できるようになった次第です。 さて、今…

古事記の神様と神社・ご近所編(15)

前回の大洗磯前神社と関係の深い酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)です。大洗磯前神社のご由緒で話しましたが、降臨したオオクニとスクナヒコナをそれぞれ大洗と酒列にお祀りしたことからこの二つの神社は深い関係を持っており、両方をお参りして御…

古事記の神様と神社・ご近所編(14)

神社に関心のある方なら、一度や二度はこの風景を写真などでご覧になったことがあると思います。ここはどこでしょう。ここは、茨城県大洗町にある「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)です。岩場に鳥居が立つ「神磯の鳥居」は関東屈指の日の出スポ…

古事記の神様と神社・ご近所編(13)

今回からご近所編に戻りますが、はっきり言ってご近所ではありません。茨城県笠間市にある常陸国出雲大社に行って来ました。10年程前に本家である島根の出雲大社に行っていますが、もう体力、資金力がないので島根には行けないなと思い、その分をこちらでお…

古事記の神様と神社・番外編(5)

番外編ですが、今回で一旦休止の予定です。そのうちまたネタが出来たら続編をお伝えできるかも知れません。 さて、今回は東郷神社です。「東郷」と聞いて誰を思い浮かべますか?私のような古い人間は二人の東郷が浮かびます。一人は「東郷平八郎」、もう一人…

古事記の神様と神社・番外編(4)

あれっ? 番外編は終わったんじゃなかったの? と思われた方、スミマセン、もう少し続けることになりました。今回は明治神宮です。ここも増上寺同様に、私にとって初めての場所です。明治神宮?ん~、明治天皇が祀られていて、初詣の参拝者が300万人超の神社…

古事記の神様と神社・番外編(3)

さて、番外編最終回です。芝東照宮、芝丸山古墳ときたら、最後はどこでしょうか。東京タワー! ん~、それもありかも。でも、今回は増上寺です。みなさんは「増上寺」と聞いてどんな情報をお持ちでしょうか。私は、恥ずかしながらほぼ70年生きてきて「徳川家…

古事記の神様と神社・番外編(2)

番外編第2弾です。古墳の話ですよ。私は古墳については全くの無知で、何も分かっていないのですが、芝公園に古墳があるということだけは以前から知っていました。あらためて地図を眺めてみたら、どうやら芝東照宮の裏手あたりだということが分かり、東照宮参…

古事記の神様と神社・番外編(1)

今回から三回に分けて番外編をお届けします。番外編とはなにか? 訪れた神社のご祭神が古事記に出てくる神様ではない、そもそも訪れたところが神社ではない、といったことから番外編としています。 そしてまず今回は、芝東照宮です。ここは前回訪れた愛宕神…

古事記の神様と神社・ご近所編(12)

東京都港区愛宕にある愛宕神社です。赤い大鳥居の奥の石段が不気味だなぁ~、なんだこりゃーー! この神社は東京23区でもっとも標高が高い(海抜26m)愛宕山の山頂にあります。だから、あの石段が・・・。なんでこんな高い所に造ったの?いやな予感がするぞ…