のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

古事記の神様と神社・ご近所編(4)

流山市にある赤城神社に行きました。 流山市にある赤城神社に行って来ました。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと・大国主神の別名)です。ただ、由来を見ても何故おおなむちを祀ったのかは書いてないんですね。残念です、それが知りたいのに。ちなみに、…

古事記の神様と神社・ご近所編(3)

柏神社に行きました。 ベタですが、柏神社に行って来ました。柏神社は柏市の中心部に鎮座する神社で、京都の八坂神社と山形県の羽黒神社が合祀されています。地方都市の神社にしてはメチャメチャ由緒があるんですね。 社伝によれば、元々は現在の柏市周辺で…

古事記の神様と神社・ご近所編(2)

流山市の諏訪神社に行って来ました。 流山市にある諏訪神社に行って来ました。御祭神は国譲りの段で登場した建御名方神です。古事記では建御雷神との戦いに敗れた建御名方神は以後、諏訪の地から出ないと誓い許されたとあるのですが、そもそも建御名方神は出…

古事記の神様と神社・ご近所編(1)

千葉県野田市にある愛宕神社に行きました。 前回まで、「古事記の神様と神社」というシリーズをお届けしましたが、私のブログで欠けているものはなんだんべと考えて見ました。多分、いろいろあると思いますが、一つは臨場感かなと思った次第です。これまで、…

青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光

阿弥陀経 今回は古事記の話ではありません 前回で「古事記の神様と神社」シリーズを完了としました。それから、次のテーマを何にしようか考えているところですが、まだ決まっていません。実は、テーマもそうなんですが、もっと多くの方に読んでいただけるよ…

古事記の神様と神社(10)

神武天皇と橿原神宮 さぁ、このシリーズも最終回です。満を持して登場するのはカムヤマトイワレビコノミコト、後の初代天皇となる神武天皇です。ちなみにご存じと思いますが、「神武」とは崩御後につけられた諡号(しごう、おくり名)であって、即位してすぐ…

古事記の神様と神社(9)

日向三代と霧島神宮 ここ三回に亘ってお話ししてきた、ニニギ、ホオリ、ウカヤフキアエズを日向三代(ひむかさんだい)といいます。この三代の具体的事績について古事記にはほとんど書かれていません。ではこの時代の意義は何だったのでしょうか。 後に神武…

古事記の神様と神社(8)

上総国一宮 玉前神社(ネット検索) 玉依毘売と玉前神社 さて、前回のトヨタマヒメの話の続きになります。トヨタマヒメはホオリが産屋を覗いたことを恨みはしたものの、やはり旦那が恋しい気持は変わらなかったのです。子供の養育というかかわりに託して妹の…

古事記の神様と神社(7)

豊玉毘売命と豊玉姫神社 前回、コノハナの壮絶なお産の話をしましたが、生まれた子のうち、ホデリが海幸、ホオリが山幸として成長します。しかし、この二人がまたドラマを作っていくことになるのです。 ある日、二人はお互いの獲物を捕る道具を交換して使っ…

古事記の神様と神社(6)

富士山本宮浅間大社 木花之佐久夜毘売命と富士山本宮浅間大社 さぁ、たまにはヒメ神の話をしましょうか。ヒメ神と言えばなんてったってアマテラスですが、今回は木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤビメノミコト、以下、コノハナ)の話です。アマテラス大…

古事記の神様と神社(5)

建御雷神と鹿島神宮 これまで何度か話に出て来ましたが、いよいよエースの登場です。古事記では建御雷神、日本書紀では武甕槌神(以下、タケミカヅチ)と表記されます。この神様はとても大事な場面で登場し、見事にその役割を果たします。 まず、アマテラス…

古事記の神様と神社(4)

火之迦具土神と秋葉神社 火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ、以下、カグツチ)は、聞くも涙、語るも涙の悲しい運命の神様です。皆さん、大きめのハンカチを用意してお読み下さい。 前回のイザナギの話で書きましたが、イザナギとイザナミの間では35柱の神様…