のと爺の古事記散歩

古希まぢかの爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の不思議(2)

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伊勢神宮

 

古事記の不思議の2回目です。アマテラスは何歳?

    古事記を読んでいくと、時間というか物語の経過の感覚がはっきりしないなぁ、と感じることがありますね。特に上巻は神代の話ですから、そんなものは必要ないのかも知れませんが・・・。
 具体的には、

 ・神様って不老不死なの? でもイザナミは死んじゃったし。
 ・アマテラスは何歳なのか、生まれたときは既に成人?
 ・アマテラスが葦原中国を平定しようとしたときは何歳?少なくともスサノオと同い
  年だから相当なおばあちゃん? 
 ・オオクニとスセリビメのように人間では考えられない年の差婚があるのは何故?

神様に年齢という概念はないというのは分かるけど、ところどころに年月をストレートに表現している箇所もあるんです。

イザナギが黄泉の国を逃げ出す時、イザナミと喧嘩をしますが、その際の台詞。
 「汝が国の人草を一日に千頭絞り殺さむ」
 「吾一日に千五百の産屋を立てむ」
 そうなんです。まだ国造りが始まったばかりなのに一日(いちにち)という表現があるんです。一日が何時間なのかは分かりませんが。
ちなみにですが、汝が国とは葦原中国のことだと思いますが、既に人草(人間)がいたということなのでしょうか。この人草はどうして生まれた?
葦原中国平定の使者の滞在年数
 天菩比神 ・・・ オオクニに媚び3年
 天若日子 ・・・ 下照比売を娶り8年

火遠理命 ・・・ 綿津見神の宮に3年滞在
④佐比持神 ・・・ 火遠理命を上つ国へ1日で送った
⑤日子穂々手見命(火遠理命) ・・・ 高千穂宮に580年いらっしゃった

ほかにも、神武東征の段では各地に滞在した年数がはっきり書かれています。

で、何の結論も出ませんが、すべて神様の話だからではスッキリしませんね。

日本書紀にはもっと凄いことが書いてありますよ。
 神武天皇が45才になったとき、兄弟や子供に言ったそうです。
 「天孫が降臨されてから179万2470余年になる」
 えぇ~っ!
  ニニギ → ホホデミ → フキアエズ → 神武直前 で 179万2470余年!
  単純に一人60万年! いくらなんでも無理やろ!

 

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