のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

アマテラス大研究(1)

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 天照大御神のことをあらためて考えていきます

 古事記にはいろいろな神様が登場しますね。その中でも、スサノオ、オオクニ、ヤマトタケルあたりがヒーロー的存在かと思います。三人(ん? 三柱かな?)三様の武勇伝があり、それぞれが重要な役割を示しています。が、もう一人、忘れちゃぁいませんか? そう、誰が何と言おうと皇祖神の天照大御神(以下、アマテラス)です。
 上述の三人(柱)に比べると、いわゆる武勇伝的なものはないのかもしれませんが、よ~く読んでいくと結構面白いことが分かりますよ。

 そこで、今回からアマテラス大研究を始めたいと思います。但し、私の独断と偏見によるもので、お読みいただいても得るものは何もありません。また、何回に亘るかも現段階では分かりません。これらをお含みおきいただいてご覧いただけると幸いです。

 さて、今回は第一回目ですので、ちょっと肩の力を抜きましょう。冒頭の写真ですが誰か分かりますか?分かる方は相当な通(つう)の方ですね。

   1959年(昭和34年)東宝映画1000本製作記念作品として公開された「日本誕生」という映画で、伝説の女優と言われた原節子が演じたアマテラスです。実写版でアマテラスを演じた女優は彼女だけだと思います。そしてこの映画の主演はスサノオとヤマトタケルの二役を演じた、これまた名優の三船敏郎でした。「日本誕生」で検索すればネットで詳細が分かります。公開当時、私は映画大好きの小4のお坊ちゃま、(ではなくクソガキ)でしたが、夢中で見たことを今でも覚えています。

 映画大好きクソガキの話は別途機会があったら書きたいと思いますが、今と決定的に違うのは、当時の映画は上映中でも入退場自由、入れ替えは無し。ということは、開館から入場し、映画は何回見てもOK。たいてい2本立てでしたのでたっぷり一日が過ごせる。しかも、小学生が一人でいても誰もとがめない。平和な時代でしたね。

 ではでは今回はこのへんで、次回をお楽しみに!