のと爺の古事記散歩

古希+1歳になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社(2)

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速須佐之男命と氷川神社

 速須佐之男命(はやすさのをのみこと、以下、スサノオという)の名前は皆さん知ってますよね。うんうん、あの大蛇をやっつけた神様ね、映画では三船敏郎が演じてたよね。(この話、アマテラス大研究を見てね!)
 実は、このスサノオほど不思議な神様はいないんですね。イザナギの禊ぎによって生まれた三貴子(アマテラス、ツキヨミ、スサノオ)の一人(柱)なんですが、とにかくワルだったんですね。父親のイザナギの言うことは聞かない、母親イザナミ恋しいマザコン、アマテラス姉ちゃんを困らせてばかりで天の岩屋戸事件を起こしてしまう。そして結局、高天原を追放になります。
 追放になったスサノオは出雲国の肥(現在の斐伊川)の川上の鳥髪という所に降りました。ここからがすっかりいい人(?)になっちゃうんですね。欽ドンの悪男(わるお)が良男(よしお)になるんです。古事記には性格が変わった理由は書いてありません。まぁ、櫛名田比売(くしなだひめ)に一目惚れしちゃったことも関係あるかもね。
 そして、惚れた女を助けるために八岐大蛇をやっつけ、大蛇から出てきた草薙剣をアマテラス姉ちゃんにプレゼントし、須賀という地に櫛名田比売との新居を建てるんですね。そこで日本初の和歌を歌います。「八雲立つ~。」どうです、高天原でヤンチャやってた時と比べると別人28号でしょっ!(スミマセン、一部の方にしか分からない昭和のギャグです)

 さて、この八岐大蛇は出雲の簸川(ひかわ・斐伊川)そのものであるという説があります。この川はいくつもの支流をもち、時には氾濫して人々を飲み込むことがあった。つまり、八岐大蛇を退治したということは、治水工事により氾濫を治めたということになります。

 ちょっと長くなりましたが、やっと氷川神社の話です。氷川神社は東京、埼玉近辺に数多くありますが、さいたま市大宮区の神社が総本社と言われています。社伝によると創建は第五代孝昭天皇3年(BC437年)とされ、杵築大社(出雲大社)の神霊が勧請されたことから、出雲の簸川にちなみ氷川神社と名付けられたと言われています。そしてかつては芦ノ湖の二倍の面積があった見沼という湖沼の畔にあったことから水と深い関係があり、治水の神様であるスサノオを信仰するようになったのだということです。

 さぁ、いかがでしょうか。あのヤンチャスサノオがこんなに立派な神様になりましたよ。そしてスサノオの6代孫がオオクニです。どんどん話が盛り上がってきますね。

 おまけの話です。氷川といえば「氷川きよし」ですよね。所属事務所の近くに赤坂氷川神社があったのでこの名前がついたそうですよ。

 ハイッ、今回はここまで。次回をお楽しみに!!

 

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