さぁ、奈良旅も三日目、最終日です。今日は奈良国立博物館へ正倉院展を見に行きます。当初は、その後、東大寺と春日大社へ行く予定にしていました。この二社は昨年も行きましたので、今回、二度目の参拝となる予定でした。しかしながら、昨日、一昨日の長距離歩行のためか、足というか腰に少し違和感があったため、予定を変更しました。(実は私、人生で6回ほどギックリ腰をやってます。もうポンコツです。)
正倉院展を見た後、近くの興福寺国宝館の阿修羅くんに会いに行くことにしました。
目次
1.開化天皇陵
ホテルで朝食を済ませ、三条通を近鉄奈良駅方面に歩いていたら、ある看板が目に入りました。えっ、ここはなんだろう。うわー、開化天皇陵だ! ちょっと見ていきましょう。
こんな中心部に天皇陵があるなんて、さすが奈良市だなぁ。
開化天皇といえば、欠史八代(記紀に系譜(帝紀)は存在するがその事績(旧辞)が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人)と言われる第9代天皇ですよね。存在が疑われる天皇なのに陵があるの?
ここで欠史八代についての細かい話は省きますが、個人的には存在したと考えています。確固たる根拠はありません。ただ、存在したとして困る人は多分、誰もいないことや、現に宮内庁管理の陵があること、今上陛下が126代なのは欠史八代も数えてのこと等を考えれば、いまさら存在を否定しても意味ないですよね。
なんか違和感があるなぁ、と思っていたら気がつきました。普通は門の手前に鳥居があるのですが、ここは門の中に鳥居があります。何か意味があるのかも知れませんね。
さて、参拝を終えて東向商店街を抜け、登大路に出ます。興福寺を過ぎて奈良国立博物館を目指します。
2.奈良国立博物館
場所はここです。興福寺のあたりからもう奈良公園と言っていいんでしょうか。
昨年に引き続き、二度目の正倉院展です。8時半頃に着いたのですが、既に大勢の方が行列を作っていました。皆さん、熱心ですね。正倉院展については私があれこれ言っても意味が無いので、ここはじっくり鑑賞してきましたよ。展示物はどれもこれも素晴らしいのですが、私が特に驚いたのは経文の文字の、まるで印刷かと勘違いしてしまいそうな美しさです。感動しました。写真を撮れないのが本当に残念です。
3.興福寺
ここも昨年に続き二度目の参拝です。ここは藤原氏の氏寺として歴史を刻んできた由緒ある名寺ですね。正確な情報はHPで確認して下さい。
修学旅行でしょうか、いいですね。爺さんも、できることならこの時代に戻りたい!
さて、国宝館に行きましょう。有名な阿修羅像があります。そして、あの圧倒的な迫力の木造千手観音菩薩立像にはいつも言葉を失います。HPで写真が見られますが、やはり実物を眼前にするとその迫力は桁違いに凄いです。
社務所でご朱印をいただきました。
4.近鉄奈良駅
予定の行程を終えて京都に向かうのですが、少し時間があったので近鉄奈良駅で一休みしました。せんとくんがいましたね。それにしてもさすがに奈良だけあって観光客、特に中国からの観光の方々が多いですね。駅構内で椅子に腰掛けて時間待ちをしていたのですが、ここは北京か?と思えるくらいに中国語が飛び交っていました。もちろん、何を言ってるのかは分かりません。チンプンカンプン、イーリャンサンスー・・・。
5.奈良旅が終わりました。
二泊三日の奈良旅も無事に終了しました。急遽予定変更の部分もありましたが、十分に奈良の魅力を堪能できました。そして、三日ともお天気がよかったのが何よりでした。体力と資金力が残っていれば、来年も来ます! む? 行きます!
皆様には、下手な文章で、さほど面白くもないブログを読んでいただき、有り難うございました。
次回からはこれまでの「ご近所編」から「東京編」に変えて「古事記の神様と神社」シリーズをお送りする予定です。よろしかったらご覧になって下さい。
最後に、帰りの新幹線から撮った富士山です。
それでは次回をお楽しみに!
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