のと爺の古事記散歩

古希+1歳になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part2(12)~下総国総鎮守葛飾八幡宮

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 今回訪れたのは、千葉県市川市にある下総国総鎮守葛飾八幡宮(かつしかはちまんぐう)です。私も詳しくは分かりませんが、下総国とは現在の千葉県北部と茨城県西部を主たる領域とする旧国名で、国府が現在の市川市にあったとのことです。
 ウィキペディアによると、
葛飾の名称は現在の東京都葛飾区の地域固有のものではなく、もともと
下総国葛飾郡一帯の広大な地の総称であった。この場合の「葛飾」とは、中央付近を概ね現在の千葉県市川市付近とし、北を埼玉県北葛飾郡、西を東京都葛飾区や墨田区江東区の東部、東を茨城県古河市、南を江戸川区浦安市付近とする一帯で、古くは万葉集などにもその地名が登場している。」とあります。

 そう言えば、爺さんが住む柏も千葉県の東葛飾地域と言われます。千葉県なのになぜ葛飾? なるほどー、そういうことだったんですね。

 

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神

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 創建は平安朝の昔、寛平年間(889~898年)宇多天皇の勅願により、下総国総鎮守八幡宮として御鎮座、以来暦朝の御崇敬篤く、代々の国史・郡司をはじめ、国民の信仰深く、下総の国における葛飾文化、八幡信仰の中心となった。
(当神社パンフレットによる)

 御祭神は以下の三柱の神様です。八幡神社については、これまでも何度かお話ししてきましたので、御祭神の詳細は省略しますね。
 誉田別命 (ほむだわけのみこと・応神天皇)
 息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)
 玉依比売命(たまよりひめのみこと・初代神武天皇の母神)

www.katsushikahachimangu.com

3.参拝

 では、参拝しましょう。

 国道14号線千葉街道に面して一の鳥居があります。扁額もなく、すっきりした感じで、なんかスマートでこういう鳥居もありですね。昭和43年建立とありました。

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 一の鳥居をくぐって参道を進みます。両サイドは普通に民家があります。そして、そして、更に先には、むむ!? 踏切?

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 そうなんです。参道を京成本線が横断していて踏切があり、そのすぐ先が二の鳥居なんですね。いやぁー、私は初めて見ましたが、こういうのは他にもありそうですね。

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 二の鳥居は樹木に覆われて一部が隠れて見えません。昭和63年9月修復とありました。

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 二の鳥居の先を進むと、狛犬と随神門が見えてきます。狛犬の台座には安永6年(1777年)の日付があります。随神門は昭和35年(1960年)に市川市有形文化財に指定されています。

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 そして参道の奥に神門があります。

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 神門を入ると右手に手水舎があり、その脇には蹲(つくばい)があります。

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 「蹲」とは何でしょうか。
 ウィキペディアには、こうあります。

 「つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢役石をおいて趣を加えたもの。手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。

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4.拝殿

 神門をくぐって正面に拝殿があります。格式を感じさせる社殿ですね。

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 拝殿前の石灯籠には明和5年(1768年)とあります。古!

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5.本殿

 格調を感じる本殿です。

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6.神楽殿

 拝殿に向かって左には神楽殿があります。そして、神楽殿の内奥には幕末に奉納された大絵馬が掛けられています。ひぇー、凄かねー!!

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7.千本公孫樹(せんぼんいちょう)

 拝殿の隣には国指定天然記念物の千本公孫樹があります。多数の樹幹が寄り集まってまるで根元から一本の大樹に見えます。推定樹齢1200年超! 凄い×4!!!!
公孫樹が色づく頃にもう一度見てみたい!!!!!

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8.鐘楼堂、力石、駒どめの石、江戸城旧石垣刻印石

 境内には神仏習合の名残の鐘楼堂があります。神仏分離で廃寺となった別当寺が管理していた物と思われます。歴史を感じますねー。

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 その隣に力石があります。

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 そして、駒どめの石です。頼朝の馬の蹄の跡?ん~どれだ?? それにしても、石に蹄の跡を付けるなんて、なんて強い足だったんだろう。ワイルドだろ~!

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9.境内社

 境内には多くの摂末社があります。

〇浅間社

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〇八坂社

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〇尾上稲荷社

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〇葛飾天満宮

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〇厳島社

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〇道祖神

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10.境内風景

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11.西参道入口

 目立ちませんが、西参道入口には鳥居がありました。

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12.八幡の藪知らず

 八幡宮を参拝したら、もう一箇所、はずせない所があります。一の鳥居の近くで、同じく14号線に面してある「八幡の藪知らず」と呼ばれる一画です。江戸時代の史料の
「江戸名所図会」にも「八幡不知森」と描かれていて、古くから禁足地として知られる場所です。今でも、立ち入ると二度と出られないという言い伝えが残っているそうです。恐!

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13.ご朱印

 八幡宮と不知森神社(しらずもりじんじゃ)のご朱印をいただきました。

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14.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 さすが、下総国総鎮守というだけに、歴史的にも価値のあるものを多く見ることができ、大満足でした。特に、千本公孫樹は色づいた頃にもう一度見てみたいですね。ライトアップされるそうですよ。

 では、今回はここまでです。次回をお楽しみに!!

 どこに行くかは決まってません!

 


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