所用のため5年ぶりに生まれ故郷の栃木県へ行って来ました。日帰りですが・・・。
予定より早く用事が済んだので、帰りに、これまた何年ぶりか分からないくらい、久しぶりに宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)に参拝に行きました。
実は、下野国(現・栃木県)には一の宮が二つ、宇都宮と日光にあります。とっても紛らわしいので、頭に地名を付け、読み方も変えています。日光は、日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)です。御祭神も違うんですが、ややこしいのでここでは省略します。
ところで、最近、都道府県別魅力度ランキングなるものが発表され、栃木県がこれまでの茨城県に代わり最下位の47位になったとか。そもそも、このランキングってどんな意味があるのか?目的は何?47都道府県にはそれぞれに魅力があり、それをランク付けするって、何様のおつもりですか?爺さんには全く分かりません。アイキャンノットアンダスタンド、デンキスタンド!(昭和のギャグです)
栃木県が最下位!? おう!、上等じゃねぇーか!結構毛だらけ、猫灰だらけ、大きなお世話じゃ!! 日光、那須、鬼怒川、塩原、宇都宮、足利、佐野、大田原、行ったことあっけ? そんなこと言うやつは行ったことなかんべ! 宇都宮餃子、高級苺のとちおとめ、喰ったことねぇべ!(怒)
てへ!話を戻しましょう。
1.場所
ここです。
2.御由緒と御祭神
第16代仁徳天皇の御代(約1600年前)に毛野國(けぬのくに・古墳時代の地域、文化圏)が上下の二國に別けられ、御祭神の豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)の4世孫の奈良別王(ならわけのきみ)が下毛野國(しもつけのくに)の国造に任ぜられます。この時、祖神である豊城入彦命を下之宮に祀ったのが始まりと言われています。
豊城入彦命は、古事記では豊木入日子命と書き、第10代崇神天皇の第一皇子で上毛野(かみつけの)君、下毛野(しもつけの)君らの祖先と書かれています。上毛野、下毛野は和銅6年(713年)にそれぞれ上野(こうずけ)、下野(しもつけ)に改められました。現在の群馬県、栃木県ですね。
HPはこちらです。
3.参拝
JR宇都宮駅から西へ向かう通称「大通り」と言われる国道119号線に面して大鳥居が建っています。その名の通り、宇都宮のメインストリートで交通量も多く、金融機関、商業施設などが集中している地域です。
この大鳥居は両部鳥居といって代表的なのは広島厳島神社の大鳥居ですが、ここも立派でしょ!
鳥居の先は広場になっており、さらに先の階段を登ると神門があります。階段は95段あります。高齢者にはちょっとキツイので、途中で一度休みました。フーッ、年じゃのー。
振り返るとこんな感じ。結構、高ーい!
神門をくぐると、左手に手水舎があり、右手に神楽殿、正面が拝殿です。
4.拝殿
HPによれば現在の社殿は明治10年に再建されたものとか。コロナ対策でしょうか、鈴緒が取り外されています。
5.本殿
拝殿の脇から本殿が見えます。以前は入母屋造でしたが、現在の本殿は神明造なんだそうです。拝殿は入母屋造ですから面白い組み合わせですね。
6.末社
10数社末社がありますが、代表的なものをいくつか。
〇初辰稲荷神社
〇女体宮
〇剣宮、十二社、菅原神社(手前から)
〇下之宮 大通りを挟んで大鳥居の対面にあります。
7.黄鮒(きぶな)伝説
宇都宮の郷土玩具で黄鮒というものがあります。その伝説がこれです。田川とは、宇都宮を象徴する川で、JR駅前近くの大通りの下をクロスして流れています。
黄鮒は社務所の中に展示されていましたので、パチリ。
8.ご朱印
特別ご朱印をいただきました。
9.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。
勝手知ったる街だったはずの宇都宮ですが、5年ぶりに行ったら浦島太郎状態で随分様子が変わっていました。慣れた通りがスッカリ変わっていたり、新しい通りができていたり。でも、二荒山神社は変わっていませんでした。久しぶりに参拝できて、気持が落ち着きましたね。
それにしても、魅力度ランキングにはアッタマきたー!!
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