のと爺の古事記散歩

古希+1歳になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part2(32)~豊受稲荷本宮

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 今回参拝するのは、これまでとは違ってとても個性的な神社です。拙宅から車で20分ぐらいの所にあります。もちろん、存在は以前から知っていたのですが、なかなか行く機会がなく、今回が初めての参拝になります。豊受稲荷本宮(ゆたかいなりほんぐう)という神社です。「豊受」と書いて「ゆたか」と読むんですね。でも、個性的なところはまだまだありますよー!

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神

 稲荷社ですから御祭神は稲倉魂命古事記では宇迦之御魂神)だと言うことはもうお分かりと思います。HPを見ても御由緒については書かれていませんので、ネットで調べた結果、こういうことのようです。
 初代の宮司さんが、昭和41年(1966年)に京都伏見稲荷大社より勧請し創建しました。その後、宮司さんは神仏習合にこだわりがあり、仏教の道へも進み、当神社を神仏習合の神社として発展させていったのです。

 そう、ここは現在ではとても珍しい神仏習合神仏混淆)の神社なんですねー!現在は伏見稲荷大社附属講務本庁の柏市ゆたか扱所として活動されているそうです。詳しいことは分かりませんが、本庁とのつながりが強いと言うことでしょうね。

 HPはこちらです。


 宇迦之御魂神についてはこちらをご覧下さい。 

3.参拝

 千葉県道261号線(旧水戸街道)に面して鳥居が建っています。赤い幟もありますので目立ちますね。でも、建物に挟まれて窮屈そう。実は、左の建物は社務所でした。

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 鳥居をくぐるとすぐに手水舎があります。

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 その先が参道と言って良いのか、もうあっという間に社殿です。つまり、境内と言えるようなスペースがないくらい全ての物がグッとコンパクトに詰まっています。奥に見えるのが社殿です。近っ!

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 狛犬さんがいます。福禄寿は柏七福神の一社になっているからですね。

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 これは境内社と言っていいのか、石碑がたくさんあります。

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4.社殿

 拝殿、本殿の区別はないので、社殿と言うことにします。

 狐さんが二組いますね。

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 社務所がかぶっていて社殿の左側が写真に写りませーん!

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 社殿前でお参りをしていたときに、偶然、神社の関係者さん(実は、年配女性の二代目宮司さん)とお会いすることができ、社殿の中を見ることができないかお願いしたところ、わざわざ鍵を開けていただき中に入らせていただきました。普段はこんな無理をお願いすることはないのですが、神仏混淆社殿とはどうなっているのか、とても興味があったのです。
 写真も数枚ならということで、お許しをいただき撮ることができました。

 祭壇奥に神様がいらっしゃるとのこと、そして手前は護摩壇です。例祭では二代目さん自ら護摩を行うとのこと。護摩行とは密教における火を使った儀式です。
 そして両脇には仁王像、不動明王像、弁天像などが置かれています。

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 二代目宮司さんが護摩を行うと、二代目さんの体から青い光が出たり、護摩の炎が狐形になったりという、ちょっとばかりオカルトっぽい話をアルバムのような冊子を見ながら話していただきました。でも、素人には???

5.社殿裏

 社殿とお隣の間の狭い通路(?)を通って裏に行ってみると、プレハブ建ての観音堂があります。今回は拝見しませんでしたが、この中には救世観音菩薩を始めとして、多くの仏像が置かれているそうです。
 観音堂の前にはお墓と稲荷祠もあります。

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 社殿を裏から見るとこんな風です。

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6.福絵

 もうお気づきでしょうが、とても個性的なイラストがあちこちに描かれています。これは福絵と言われるもので、専門の絵師さんが描いているとのことです。ご朱印にも描かれていますよ。

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7.ご朱印

 通常ご朱印(書き入れ)と福絵つきご朱印(書き置き)をいただきました。

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8.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 神仏混淆の神社を参拝するのは初めてで、とても興味深く拝見させていただきました。明治政府の神仏分離令により、それまでの神仏習合が否定されてきたという歴史がある中で、昭和とは言え、このような神社を運営するのは大変だったのではないか、と素人ながら推察いたします。それにしても、福絵も珍しく楽しいですよね。
 近くでもあるので、また行ってみたいと思いました。

 


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