のと爺の古事記散歩

古希+2歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(24)~玉前神社~レイラインの東の起点

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 関東随一のパワースポットと言われている神社が、千葉県長生郡一宮町にある上総国一之宮玉前神社(たまさきじんじゃ)です。かねてから一度は行ってみたいと思っていたのですが、なにしろ房総の九十九里浜に近いところなので、拙宅から車で高速を使っても2時間半ぐらいかかります。千葉県は縦に長いのです。ふーっ。
 コロナ禍なので県境跨ぎはなるべく避けたいということで、天気もよかったので思い切って出かけました。でも、遠かったなぁ~。

 

 

1.場所

 ここです。地図を縮小して見ていただくと九十九里浜が近いことがお分かりいただけます。(Ctrl+スクロール)

2.御由緒と御祭神

 社務所でいただいたパンフによれば、当社は、平安時代にまとめられた延喜式神名帳では名神大社とあり、上総国一之宮として朝廷、豪族、幕府などから信仰を集めていたようです。しかし、戦国期永禄年間の大きな戦火で社殿、宝物、文書を焼失したため、創建の由来、時期、名称などが明らかになっていないとのことです。
 御祭神は、海の神・大綿津見命の娘で、初代神武天皇の母神の玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。一説では、玉依姫命が姉・豊玉姫命の産んだ鵜茅葺不合命を守り育てるため、海の世界から地上の世界に上がって来たのが九十九里浜だったと言われています。
 このへんの話には、初代神武天皇が産まれた経緯が書かれていますので、とても面白いところです。是非、下記の過去記事をご覧になって下さい。

 
 当社のHPはこちらです。

 過去記事はこちらです。

 

3.レイラインの東の起点とは?

 まず、当社の境内図を見て下さい。一の鳥居が真東を向いています。社殿は南向きですから一の鳥居を入ってほぼ直角に右折して社殿に向かうことになります。

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 春分秋分の日には、九十九里の海から昇った太陽が一の鳥居を照らします。そしてこの日の、日の出の位置と当社を結んだ延長線上には、寒川神社、富士山頂、最後には出雲大社が並び、「ご来光の道(レイライン」と呼ばれています。凄かねぇ!

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 詳しくはこちらをご覧下さい。

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4.参拝

 では、参拝しましょう。まず、一の鳥居です。鳥居の前に狛犬が居るスタイルは珍しいですね。裏に回ってみたのですが、建立年月は不明でした。

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 鳥居をくぐるとすぐ先に二の鳥居があります。ここにはしっかりと日付が刻んでありました。文化三年(1806年)八月ですね。

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 鳥居の先の階段脇で狛犬が出迎えてくれます。む? 君たち、メタボじゃね!?

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 狛犬に妙な親近感を覚え、右折すると手水舎があり、三の鳥居です。これは両部鳥居ですね。手水舎は、コロナ禍で特設したのでしょうか。

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 鳥居の先の階段を上がると拝殿です。

5.拝殿

 黒塗りの権現造りの社殿で、貞享4年(1687年)の建立だそうです。カッコイー!

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6.本殿

 拝殿同様、黒塗りで重厚感たっぷりですね。写真右が本殿です。お気づきでしょうがいかにも、本殿だぞと言わんばかりの千木や鰹木が見当たりませんね。これも珍しいですね。

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7.境内社

〇十二神社

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〇玉前稲荷神社

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三峯神社

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8.パワースポットいろいろ

〇ご神水

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〇子宝子授けいちょう

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〇さざれ石 元総理橋本龍太郎氏の書です。

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〇ご神木

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〇力石

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〇はだしの道 爺さんも歩いてみましたが、三周はキツイ、痛かった!

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9.その他境内

〇神楽殿

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社務所

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〇招魂殿

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〇五葉松

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〇珠琴泉

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10.ご朱印

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11.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 御祭神玉依姫は、フキアエズの乳母であったのですが、やがてそのフキアエズと結婚して、カムヤマト(後の神武天皇)を産むのです。そしてまた、フキアエズを産んだトヨタマヒメの正体はサメだったということは、天皇の血筋にはサメの血が???
なんともややこしい話なんですね。

 久々の遠出でしたが、ストレス発散にもなり、神社の参拝も気持ちよく、出かけて良かったです。

 はやくコロナが収束することを願うばかりですね。

 


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