のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(43)~福徳神社~都心のビルに囲まれた神社

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 前回の日本橋日枝神社に続いて、都心のビルに囲まれた小さな神社第2弾です。上の写真の左下に赤い鳥居が写っているのが分かりますか?ここはどこかというと、中央区日本橋にある福徳神社(ふくとくじんじゃ)です。
 周辺は日本橋の中心街で、最寄駅も地下鉄の三越前です。そう、有名デパートや高級店舗が入居する商業ビルが建ち並ぶ、爺さんには全く用のない地域なんですが、行って来ました。なんか、歩いても足が震えるぜ!じじいには非日常の別世界じゃー!!

 

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神

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 当社の創始は不明ながら、略記によると清和天皇の御代の貞観年間(859~876)には既に鎮座していたと言われ、往古は武蔵野の村落である福徳村の稲荷神社として祀られていた。元来、武将の信仰が厚く源義家徳川家康も参拝している。また、二代将軍秀忠が参拝の折、芽吹稲荷と名づけたと言われている。
 主祭神倉稲魂命古事記では宇迦之御魂神)、相殿には大国主命らがいる。

 当社のHPはこちらです。

3.参拝

 では、参拝しましょう。

 地下鉄の最寄の出口から地上に出ると、早速、朱色の鳥居が見えます。

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 鳥居の足元にもミニ鳥居があります。

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 鳥居の先の左手に小階段があり、すぐ目の前右手に手水舎と正面に社殿です。

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4.社殿

 社殿前には狛狐さんです。右の狐さんは玉を、左の狐さんは鍵をくわえています。この玉と鍵は何を表わしているかご存じでしょうか。

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 玉は神の霊徳の象徴、鍵は霊徳を身につけようとする願望を表わしているとか。この玉と鍵は陰と陽、天と地を表わし、万物はこの二つにより生成されるんです。ん~、ちょっと何いってっか分かんないけど、奥が深いねぇ~。
 このほか、五穀豊穣を表わす稲穂や、知恵を表わす巻物をくわえているキツネさんもいます。稲荷神社に行かれたときは是非、確認してみて下さい。あっ、なにもくわえていないキツネさんもいますよーっ!

 とても綺麗な社殿です。

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 社殿裏の道路から撮りました。

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5.境内の花木

〇もも

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〇イロハモミジ

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シダレザクラ

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6.周囲のビル群

 冒頭の写真に加えてこれらをご覧下さい。

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7.ご朱印

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8.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 都心のビル群に囲まれた小さな神社ですが、とんでもなく歴史ある神社でしたね。周囲はビジネス街でもあるからだと思いますが、サラリーマン風の方々が三々五々、参拝に来られてましたね。ビル街で働く方のオアシス的存在なのかも知れません。宝くじの当選祈願などで来る方もいらっしゃるそうですよ。
 爺さんは、もう老後の2000万円はあきらめました。あてのない宝くじより目先の1万円が大事、大事なのだーーー!!

 


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