のと爺の古事記散歩

古希+2歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(44)~烏森神社~サラリーマンの聖地にあります!

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 前回の福徳神社の参拝を終えてから、港区新橋に電車移動しました。ここは日本橋とはグッと雰囲気が変わります。実に庶民的な町で、JR新橋駅周辺にはリーズナブルな飲み屋さんが沢山あり、サラリーマンの聖地とも言われています。私も現役の頃、たまにですが駅前周辺に出没していましたので、懐かしい場所でもあります。テレビのニュース番組などで「サラリーマンに聞いてみましょう!」なんてインタビューを受け、酔ったオジサンが応えている場所が駅前のSL広場なんです。
 そんなSL広場から徒歩数分の所にあるのが烏森神社(からすもりじんじゃ)です。ここもビルに挟まれた小さな神社なんです。

 

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神 

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 平安時代の天慶3年(940年)に、東国で乱を起こした平将門を討つため、藤原秀郷武州の稲荷神社に戦勝を祈願した。そして、その際に現れた白狐に与えられた矢の力ですみやかに鎮めることができた。その後、夢に現れた白狐のお告げに従い、当時、桜田村と呼ばれていた当地に社頭を造営したのが始まりと言われています。
 御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、天鈿女命(あめのうづめのみこと)、瓊々杵尊(ににぎのみこと)の三柱の神様。なお、古事記ではそれぞれ、宇迦之御魂神、天宇受売命、邇邇芸命と書かれています。

 当社のHPはこちらです。

 天宇受売命が御祭神として話に出てくるのはなかなかないので、古事記ではどう書かれているか振り返って見ましょう。
 天の岩屋戸に隠れた天照大御神をなんとか外に出すために高天原の神々は岩屋戸の前でドンチャン騒ぎをするんですね。そして、その時、日本初のスト〇ップを踊ったのが天宇受売命です。また、後にニニギの天孫降臨一行の一員として天降るのですが、その際に一行を迎えに現れた猿田彦神とやがて結ばれるのです。芸事の神様ですね。

 
 過去記事です。

3.参拝

 では参拝しましょう。SL広場から柳通りを左に進み、最初の角の烏森宮脇通りに出るとこんな感じの路地(?)が見えます。ん?これは鳥居なんだろうか、随分個性的な形だけどね。

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 これが一の鳥居ならば、くぐった直線道路が参道ですね。でも、両サイドは飲み屋さんですけどー。いかにも新橋やなぁ~。

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 奥に見えるのは又々個性的な二の鳥居なんでしょうか。

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 鳥居をくぐると右手にこれまた個性的な手水舎、社殿前には狛犬さんです。あれっ?ここって稲荷神社じゃなかったの?狐さんじゃないんだ。

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4.社殿

 コンクリート造りの社殿で、有名建築家さんによって昭和46年(1971年)に造営されたとのことです。

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 天井に社紋があるのも珍しいですね。

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 下の写真を見ていただくと、鳥居と社殿のデザインが同じ形状だというのがお分かりいただけると思います。社殿は昭和46年(1971年)、鳥居は平成5年(1993年)建立ですから、鳥居は社殿を模して建てられたということが推測できますね。屋根のくの字は千木をイメージさせますね。

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5.その他境内

 境内と言うほどの広さはありません。社殿のすぐ脇が参集殿で授与所を兼ねているようです。

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6.ご朱印

 一緒に御守とお茶をいただきました。

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7.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 1000年以上の歴史がありながら現在はとても個性豊かな神社で、私が参拝したのは平日の昼頃だったのですが、参拝の方が三々五々訪れていて、多くの方に親しまれていることがよく分かりました。逆に、現在の社殿ができる前はどんなんだったんだろうという興味がわいてきますね。
 都心にありながら、庶民的な味わいを併せ持つ新橋という地にふさわしい神社だなと思いつつ帰って来ました。また行きたいです。

 


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