のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(63)~筑土八幡神社~珍しい庚申塔

 前回の鳩森八幡神社の帰途、JR飯田橋で下車し、もう一社八幡神社を参拝してきました。新宿区筑土八幡町にある筑土八幡神社(つくどはちまんじんじゃ)です。後述しますが、ここには珍しい庚申塔があるとか。なにしろ、爺さん、暇なもんで、そんなに珍しいなら見てみっぺ!となった次第です。

 

1.場所

 ここです。

2.ご由緒とご祭神

 HPが見つからなかったので、東京都神社庁の紹介文によるとこうです。

 嵯峨(さが)天皇の御代(今から約千二百年前)に創建と伝えられる古い社(やしろ)で、伝教大師が神像を彫刻して祠(ほこら)に祀(まつ)る時に、筑紫の宇佐神宮の宮土をもとめて礎(いしずえ)としたので、筑土八幡宮と呼ばれるようになった。牛込東部の産土神(うぶすながみ)である。
 ご祭神は応神天皇神功皇后仲哀天皇です。

 由緒版がありました。

3.参拝

 JR飯田橋駅東口から大久保通りを5~6分(微妙に上り坂でしたのでもう少しかかったかも)歩くと筑土八幡町交差点に出ます。交差点の向かい側の角の、うっかりすると見逃しそうな所に冠木鳥居があります。おっと、ここかぁーい!

 
▼鳥居をくぐって石段を上ります。


▼すると、途中の左手に案内板がありました。享保11年(1726年)に建立された新宿区内現存最古の石造り鳥居だとあります。新宿区登録有形文化財です。


▼扁額がありません。止める金具だけ残っています。文化財なのに修復しないのかなぁ~?


▼階段を上りきると境内です。振り返るとこんな感じ。


▼境内に上がると、右手に手水舎です。水盤の「奉納」文字が左から書き始まっているので、それほど古くないのかも知れません。


▼正面に玉垣に囲まれた拝殿です。


▼拝殿前には筋肉ムキムキの狛犬です。文化7年(1810年)の奉納と思われます。

4.拝殿

▼現在の社殿は昭和38年(1963年)に再建されたものです。

5.本殿

▼拝殿の脇から後ろに回って本殿を見ることができます。

6.境内社

宮比神

▼ご祭神は宮比神大宮売命(おおみやのめのみこと)、天細女命(あめのうずめのみこと)とも言われる。

7.その他境内

庚申塔

庚申塔と言えば青面金剛や三匹の猿を刻したものが一般的だが、当社のものは雌雄二匹の猿に桃の実を配した大変珍しいもので、縁結びの神などと古くから信仰されてきたという。寛文4年(1664年)に作られた。新宿区登録有形文化財です。


〇ご神木


〇神輿庫

8.ご朱印

社務所らしき所がなく、拝殿脇の建物に行ってみるとこんなものが。


▼えっ、やってない? ネットで過去に参拝された方の記事を見るとしっかりご朱印も載っていたのに~。やめちゃったということか。残念😞 ご自由にの「に」が抜けてるよー。ご自由は持っていけない。
 ということで、もらってきた由来書に挟まっていたのがこれです。たしかに、ご朱印と言えばそうかもだが。

9.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 確かに、建造物などを見ると歴史ある神社だということは分かるのですが、なにしろ境内の空気感が暗いです。(意見には個人差があります)なんなんでしょうね。
 八幡社なのですからやっぱりご朱印は欲しかったなぁ~。

 

 


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