のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(75)~品川神社~双龍鳥居など見所多数

 荏原神社の参拝後、新馬場駅北口から第一京浜を挟んだ向かい側にある品川神社を参拝しました。こちらは東京十社に数えられる神社で、2019年以来二度目の参拝になります。平日でも参拝の方が多くいらっしゃいました。東京のパワースポットとして知られ、見どころが多い神社です。

 

 

1.場所

 ここです。

2.ご由緒とご祭神

 平安時代末期の文治三年(1187年)に源頼朝公が安房国の洲崎明神の天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)を当地にお祀りして海上交通安全と祈願成就を祈られたのを創始とします。その後、鎌倉時代末期の元応元年(1319年)に宇賀之売命を、さらに室町時代中期の文明十年(1478年)に素戔嗚命をお祀りしました。
 慶長五年(1600年)には徳川家康公が関ヶ原の戦いの戦勝祈願をし、その後は徳川歴代将軍の厚い庇護を受けています。明治元年東京十社に定められました。
(当社PHより)

 天比理乃咩命は、天岩屋戸事件で活躍した天太玉命古事記では布刀玉命といい、忌部氏の祖神)の妃神でアメノウズメの母神です。

 

当社HPはこちらです。

3.参拝

▼国道に面した社頭では鳥居はもちろん、狛犬、大黒天が迎えてくれます。


▼この大鳥居が、柱に龍が彫ってある東京に三社しかない双龍鳥居というもので、東京三大鳥居のうちの一つです。あとの二社は高円寺と馬橋稲荷神社です。
 向かって左側が昇り龍、右側が下り龍で、左側の柱を触ると運気が上昇すると言われています。写真でお分かりでしょうか、目を凝らしてご覧ください。



▼昇り龍です。


▼下り龍です。


▼この鳥居は大正14年(1925年)の建立です。土台にも狛犬?獅子?が彫ってあります。


▼さて、鳥居をくぐり石段を上ります。この石段は映画「シン・ゴジラ」のロケ地として使用されたとか。爺さんは映画を見ましたけど全く分かりませんでした。


▼石段を上ると二の鳥居が見えますが、その手前の狛犬が寛政4年(1792年)奉納で筋骨隆々です。阿の頭には宝珠、吽の頭には角が残っていますね。


▼二の鳥居です。


▼二の鳥居の先には備前焼狛犬。これは珍しい。文政十三年(1830年)の奉納です。


▼その先に三の鳥居です。慶安元年(1648年)奉納で、都内では上野東照宮の鳥居に次いで2番目に古いとされているそうです。品川区の指定文化財です。


▼三の鳥居の先が拝殿です。左手に手水舎があります。


▼手水舎には、徳川家康関ヶ原の戦いに勝利し、凱旋後に寄進した「天下一甞の面(てんかひとなめのめん)」を葵紋の神輿に取り付けた様子が描かれた絵馬が掲示されています。


▼拝殿前の狛犬です。どちらも二頭の子連れですね。

4.拝殿

▼現社殿は、旧社殿老朽化のため昭和39年(1964年)に造営されたもの。

5.本殿

▼拝殿脇から本殿裏に回れます。

6.境内社

〇阿那稲荷神社(上社)


〇一粒萬倍 阿那稲荷神社(下社)



▼小さな籠にお金を入れてご神水で洗うと、万倍になるって!


浅間神社

狛犬の台座にも富士山


富士塚 麓には「ぶじかえる」


▼頂上からの眺め


猿田彦神社


御嶽神社


〇祖霊社

7.その他境内

〇神楽殿


〇宝物殿


社務所



〇包丁塚、七福神

8.ご朱印

9.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 とにかく、見どころ満載の神社で、細かいところではまだ紹介できていないところがあります。東京十社のうちの一社なので参拝された方も多いと思いますが、まだの方は機会があれば是非参拝をお勧めします。特に、双龍鳥居は是非ご覧になっていただきたいです。

 

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