のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(83)~七社神社~都電神社めぐり(のはずだった!?)

 東京で唯一の都電荒川線東京さくらトラム)をご存じでしょうか。この沿線の神社をめぐる都電神社めぐりという企画があります。いつかは行ってみたいと思っていた企画でしたので、パンフレットを調べたところ四社の神社が載っていました。いっぺんに四社はどうかなと思い、とりあえず三社を目指して行ってきました。ところが、思わぬ事態に直面し、記事アップのデータを集められたのは一社だけでした。詳しくは後述します。その一社とは、北区西ヶ原にある七社神社(ななしゃじんじゃ)です。

 

 

1.場所

 ここです。

2.ご由緒とご祭神

 寛政五年(1793年)以前には存在していたということですね。かなり歴史があることは確かです。明治の神仏分離で西ヶ原村の総鎮守として奉祀されたとのこと。
 七社ですから、ご祭神は伊邪那岐命伊邪那美命天児屋根命伊斯許理度賣命寸島比賣命仲哀天皇応神天皇の七柱の神様です。

 
 当社は渋沢栄一ゆかりの神社で、飛鳥山邸を本邸とした明治34年には氏子となり、その後、本殿、拝殿、社務所等の建築にも寄与しました。境内には同氏の崇敬心を表す石碑などが残されています。ちなみに、飛鳥山公園は桜の名所として有名ですが、はじめに整備したのは、なんと、あの暴れん坊将軍ことマツケンサンバ、じゃなくて、第八代将軍吉宗なんですって!知ってました?えっ、知ってた!もしかして天才!?


 当社HPはこちらです。

3.参拝

 都電荒川線飛鳥山駅で下車、本郷通り飛鳥山公園沿いに南東方面に歩きます。ここは六石坂というだらだらとした上り坂で年寄りには堪えますが、5~7分ぐらいでしょうか。一の鳥居前に着きます。


▼鳥居をくぐると参道なのですが、両サイドには普通に住宅が立ち並んでいます。そして突き当りに二の鳥居が見えてきます。


▼二の鳥居をくぐると右手に手水舎があります。


▼正面に拝殿ですが、手前に狛犬ですね。阿吽とも子取りというのは珍しいですが、当社のご利益に子宝祈願があることからこま犬→子守犬と言うそうです。

4.社殿

 木造のいい雰囲気の社殿です。個人的にはこういうのが好きです。


▼本殿は屋根だけチラッと。

5.境内社

熊野神社




天祖神社


▼稲荷神社


▼菅原神社・三峯神社

6.その他境内

▼舞殿


社務所・授与所


▼願掛公孫樹


▼腹籠りの椎



▼子の石


▼枯松を祭る文の碑


孔子孟子



▼可愛らしいです

7.思わぬ事態とは

 冒頭申し上げた思わぬ事態についてです。

 神社めぐり四社のうち、尾久八幡神社は本日、社務所がお休みご朱印がいただけないことが分かっていたので、最初から別の日にしようと思っていました。今日は残りの三社をめぐる予定で出かけたのです。
 最初に訪れたのが大塚駅前の天祖神社です。大鳥居の前に行っていざ境内に入ったら違和感を覚えたのです。それは、正面に見えるはずの社殿に工事用の足場が組まれ、幕がすっかり社殿を覆っていたのです。見えるはずの社殿が幕しか見えない、しかも社務所も閉まっている。あとで分かったのですが、鎮座700年の関係で改修工事が進められているようです。聞いてないよー! 参拝気分が一気に落ち、帰ってきちゃいました。
 気を取り直して向かったのが大鳥神社です。雑司ヶ谷駅を下りたところ、オーマイガッド! 神社へ向かう予定にしていた道路が何かの工事で通行止めなんです。別の道を通るように案内はあったのですが、初めての道で迂回路を行って果たして無事に神社にたどり着けるのか。距離も10分ほど歩くし・・・。自信がないので帰ってきました。
高齢者が迷子になると徘徊になっちゃうしねぇ。

 こんな具合で、やっと最後に七社神社で参拝ができたというトホホな一日でした。
(-_-;) ちなみに、当社は2019年1月以来、2度目の参拝でした。

8.ご朱印

9.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 飛鳥山渋沢栄一の偉大さを肌で感じる場所ですね。桜の時期に行きたいと思っているのですが、爺さんが苦手な人混みがねぇ~。

 様子を見て都電神社めぐりにリベンジします。天祖神社は改修工事が長引くでしょうから、それ以外でね。ほかにもいい神社があるかも知れないしね。

 

 

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