前回お話ししましたが、東京国立博物館で「聖林寺十一面観音特別展」観覧の後、上野公園内の寺社巡りをしました。あっ、ぐるぐる巡りましたが、老人の徘徊じゃありませんよー、念のため。
博物館⇒開山堂⇒上野東照宮⇒上野大仏・パゴダ薬師堂⇒花園稲荷神社・五條天神社⇒清水観音堂の順番で訪れました。東照宮は前回をご覧下さいね。
今回は博物館から上野大仏・パゴダ薬師堂までをお伝えします。
1.場所
2.東京国立博物館
現在、日本彫刻の最高傑作と言われる、国宝「聖林寺十一面観音菩薩立像」が展示されています。聖林寺は奈良県桜井市にあるお寺ですが、この観音様は江戸時代までは同市にある大神神社に置かれていました。爺さんは同神社へは2019年10月に参拝に行っています。そんなこんなで、東京で初めての今回の展示をとても楽しみにしていました。
もちろん撮影禁止ですので写真はありませんが、とにかくお顔がお優しく何時間でも見つめていられる、そんな印象です。これで多分、煩悩だらけの爺さんもやがては極楽浄土へ導いていただけるんじゃないでしょうか。てへっ!
くわしくはこちらをご覧下さい。
3.開山堂(両大師)
東京国立博物館のすぐ隣に開山堂(両大師)があります。ここは、東叡山寛永寺の開山である慈眼大師天海大僧正と天海大僧正が尊敬していた慈恵大師良源大僧正をお祀りするお堂です。
詳しくはHPをご覧下さい。
珍しいものがありました。
隣の輪王寺の旧本坊表門です。凄い! 曇天なので写真が暗いです。
本堂に上がり、お線香をあげさせていただいてからご朱印をいただきました。
4.上野大仏・パゴダ薬師堂
博物館前の公園メイン通りに戻り、東照宮を経て上野大仏に向かいます。上野にも大仏様がいるって知ってましたか? えっ、知ってた! もしかして天才?
この大仏様は1631年に建立されたのですが、その後、度重なる地震や火災で被害を受け、その都度再建されてきました。しかし、大正12年(1923年)関東大震災で頭部が落下してしまいます。頭部はそのまま寛永寺で保管されましたが、胴体は太平洋戦争中に供出されてしまいました。
昭和47年(1972年)、保管されていた頭部がレリーフに加工され現在地によみがえりました。今では、「これ以上落ちない」ということで、受験生などに人気があります。
そして、大仏様のお隣には薬師如来をお祀りするパゴダ(ミャンマー様式の仏塔なんだそうです。なぜミャンマーかは分かりません。)があります。
中央が薬師如来、左が月光菩薩、右が日光菩薩です。あっ、撮影禁止でした!!
アイムソーリー、思わずシャッターを押してしまいました。m(_ _)m
ご朱印をいただきました。(最後に訪れた清水観音堂でいただきます)
5.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。
上野という地域は歴史的にも大きな変化の舞台となった地で、今でもあちこちにその名残や経過を表わす建造物等が多くあります。恩賜公園内をじっくり廻ると3時間ぐらいはかかりますが、たまにはそんな時間の過ごし方もよろしいんじゃないでしょうか。
それにしても、十一面観音様には感動しました。9月12日まで開催されていますので、爺さんは多分、もう2~3回は行くと思います。
次回は花園稲荷神社からお伝えします。
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