のと爺の古事記散歩

古希になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

超入門古事記(24)神武東征その2~熊やら、烏やら

さてさて、神武東征Part2です。考えて見れば、東征と言っても基本は徒歩ですよね。船のルートもありますが、それでもエンジンがあるわけじゃないので、人力で進むわけですね。これは、一行の疲労感たるや大変なものでしょう。食料や水はどうしたんでしょう…

超入門古事記(23)神武東征その1~のんびり旅?

さぁ、いよいよ中つ巻の始まりです。上つ巻は神代の話でしたが、中つ巻は神代から人の代への過渡期の話です。ここで言う「人」とは「天皇」のことと考えていいと思います。初代神武天皇から15代応神天皇までの事績や系譜、崩御年などが書かれていますが、ハ…

超入門古事記(22)神倭伊波礼毘古命の誕生~それって誰?

さてさて、ニニギが筑紫の日向に降臨してから、ホオリ(ホホデミ)、フキアエズと世代が移っていきます。そしてこの三代は日向三代(ひむかさんだい)と呼ばれています。そして、フキアエズは子供を四柱もうけるのですが、そのうちの一柱がやがて初代神武天…

超入門古事記(21)豊玉毘売の正体~まさかの??

ほとんどの方がお気づきと思いますが、ホオリが海の宮殿で歓迎され、長期滞在をしたという話は浦島太郎の原型です。ホオリが浦ちゃんで、トヨタマが乙ちゃんというとこでしょうか。浦島は玉手箱を開けておじいさんになってしまいますが、ホオリはどうなっち…

超入門古事記(20)~海幸彦・山幸彦物語

木花之佐久夜毘売の父親は、イザナギ、イザナミの神生みで成った大山津見神です。実は、これまでにもオオヤマの子供だとして登場した神様がいます。お分かりでしょうか? あっ、分からなくても大丈夫ですよ、神様の名前は覚えなくていいのですから。 ・八岐…

超入門古事記(19)ニニギの嫁探し~美しすぎるヒメ登場

さてさて、降臨を果たしたニニギは、国の統治はそっちのけで嫁探しに没頭します。 僕のよめ~、僕の嫁はおらんかのー。そんなある日、笠沙之岬(かささのみさき・鹿児島県南さつま市笠沙町の野間岬と言われています)で運命のヒメ神に出会います。 さぁ、ど…

超入門古事記(18)天孫降臨~なぜ孫なの?

やっとこさ国譲りが終わり、いよいよ葦原中国の統治者を送り込むことになります。アマテラスとしては、当然、自分の長男を送りたいのですが、この長男のオシホミミという神様は、国譲り使者も命じられながら怖じ気づいて行かなかったり、そういう面倒なこと…

超入門古事記(17)国譲りその2~最強刺客登場!

アメノホヒ、ワカヒコと使者を遣わしましたが、11年経っても解決できず、アマテラスもいい加減頭にきちゃってます。全く役に立たん奴らじゃ、と怒り心頭です。でもね、よく考えてみると、アマテラスは解決策を探るとき、神々に丸投げして自分の考えは一切言…

超入門古事記(16)国譲りその1~アマテラスわがまま振り発揮

オオクニの国作りが終了し、葦原中国は平穏な日々が過ぎていました。ところが、これを高天原からじっと見ている神様がいたんですねぇ。誰あろう、天照大御神なんですね。天の岩屋戸を出てから何をしていたかは全く分かりませんが、何かを企んでいるようです…

超入門古事記(15)オオクニの国作り~何をしたのか書いてない?

さてさて、八十神もやっつけたし、各地の比売神ともめでたく結ばれたし、ようやく国作りを始める気になったオオクニでしたが、一人で何から始めたらいいんだべか。大国主神になるには何をしたらいいのか、誰かおせーて! 目次 1.少名毘古那神との出会い 2.国…

超入門古事記(14)根之堅州国からの帰還~恋多きオオクニ

先日、読者登録が100人に達しました。ブログを始めたときからの目標でもあったので、とても嬉しく、皆様に感謝申し上げます。次は200人を目指し老骨にむち打って頑張りますので、引き続きご支援をお願いいたします。(_ _) さて、本題に入りましょう。 スサノ…

超入門古事記(13)根之堅州国へ~オオナムジ、試練やでー!

さてさて、オオナムジはひそかに木の国の大屋毘古神のもとへ逃げたのでした。しかし、というかやはりというか、八十神もしたたかなんですね。追跡の手を緩めなかったのです。人目を避けて逃げたのですが、考えて見れば八十神は人ではないので、神の目は逃れ…

超入門古事記(12)八十神の迫害~オオナムジは二度死ぬ

冒頭の写真、間違えて貼り付けたんじゃないですよ。1967年公開の、007シリーズ「YOU ONLY LIVE TWICE 007は二度死ぬ」のポスターです。映画をご覧になった方もいらっしゃると思います。50数年前、紅顔(失礼!厚顔でした)の美(?)少年だった私も、映画の…

超入門古事記(11)大国主神登場~因幡の白兎

さてさて、前回でスサノオの主たる話は一旦終わり、今回から、スサノオの六世孫の大国主神(おおくにぬしのかみ)が主人公になります。古事記には、この神様には大国主神以外に大穴牟遅神(おおあなむじのかみ)、葦原色許男神(あしはらしこをのかみ)、八…

超入門古事記(10)八俣遠呂知退治~スサノオよ、君は変わった?

さてさて、高天原を追放になったスサノオは、「出雲国」の斐伊川上流の鳥髪という所に降りました。「出雲国」が出てくるのは二度目です。イザナミが葬られたのが「出雲国」と伯耆国の境の比婆山でしたね。まだ国土が安定していないと思われる時代に具体的な…