のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(69)~須賀神社~一陽来福お守り

 つい最近まで「一陽来復お守り」をいただけるのは穴八幡宮、放生寺だけかと思っていましたが、都内ではほかにも2社(波除神社、須賀神社)あることを知りました。昨年までの数年は穴八幡宮に行ってましたので、今年は気分を変えて新宿区須賀町にある須賀神社(すがじんじゃ)を参拝し、いただいて来ました。
 穴八幡宮は「一陽来」、放生寺は「一陽来」でしたが、須賀神社は放生寺と同じく「一陽来」でした。

 

 

1.場所

 ここです。

2.ご由緒とご祭神

 今の須賀神社はもと稲荷神社でした。その稲荷神社は、往古より、今の赤坂、一ツ木村の鎮守で、清水谷に有ったのを、後寛永十一年に江戸城外堀普請のため、当地(現在地)を替地として拝領し、移し奉ったものと伝えられています。
 須佐之男命の鎮座の儀は、寛永十四年、島原の乱日本橋大伝馬町の大名主馬込勘由と言う人が、幕府の命に依り、兵站伝馬のご用を勤め、その功績に依り、現在の四谷の中心一円の地を拝領したのを機会に、寛永二十年、神田明神社内に祀ってありました日本橋伝馬町の守護神(須佐之男命)を地元民の総発意で四谷に合祀し、御両社として祀る様になり、俗称四谷天王社と云い、明治維新まで親しまれて来ました。明治元年須賀神社と改称され、明治五年に郷社に昇格、戦後は制度の改正により、旧社格は撤廃されました。(当社HPより)

 主祭神建速須佐之男命宇迦能御魂大神ですが、相殿、摂社に多くの神々が祀られています。(上記写真参照)
  多数の神様から多くのご利益をいただけることがパワースポットと言われる由縁ですね。

 当社HPはこちらです。

3.参拝

▼JR四谷駅から新宿通りを西へ10分ぐらい歩き、四谷二丁目交差点を左折します。ほどなく東福院坂という坂道になり、おおきく下っていきます。内心、帰りはこの坂を上るのかと心配しながら進みます。すると坂道の先に階段らしきものが見えてきました。


▼入口の階段(男坂)です。この階段は大ヒット映画「君の名は」にも登場し、聖地として多くの方が訪れたそうです。私は映画を見ていないので知らんけど!
 爺さんの知ってる「君の名は」は、佐田啓二岸恵子の映画です。爺さんはまだ子供でしたので映画の内容は全く分かりませんでしたが、「真知子待ってる数寄屋橋!」なんてフレーズは覚えています。めっちゃ古! ちなみに佐田啓二は、当時、イケメンで有名な俳優さんでした。中井貴一のお父さんですよ~。


▼振り返るとこんな感じ、結構急ですよね。正確には数えていませんが、だいたい50段ぐらいあったと思います。


▼階段を上ると右手に大鳥居が見えます。


▼鳥居のすぐ先に狛犬です。


▼手水舎は使用を中止しています。

4.社殿

▼現在の社殿は戦後に復興したものです。天井画が有名なようですが、見ることはできませんでした。




▼本殿

5.境内社

〇天白稲荷神社



狛犬のヘアスタイル(?)が珍しい。



〇大国社


〇祖霊社

6.三十六歌仙

三十六歌仙肖像画に代表作一首が書き添えられています。

7.一陽来福お守り

▼今回、須賀神社でいただいたものです。


ちなみに、こちらが昨年、穴八幡宮でいただいたものです。

8.珍しいおみくじ

▼扇子みくじ


▼神話みくじ



▼恋みくじ

9.女坂

▼帰りは傾斜の緩い女坂を通りました。

10.ご朱印

11.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 当社は、相殿、摂社などに多くの神様が祀られているという特色があり、パワースポットとしても知られているようです。穴八幡宮のような華やかさはありませんが、茅の輪や蘇民将来の幟など、スサノオを連想させる雰囲気は良かったと思います。

 

 


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