のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(98)~宝童稲荷神社~日本一狭い参道?

 東京のど真ん中と言っていいでしょうか。「銀座」という一帯がありますね。多分、私は生涯で10回まで行っていないと思います。なぜなら、理由は簡単です。私にとっては特に用事がない街だからです。そんな銀座で、「銀座八丁神社めぐり」というイベント?があることを知りました。詳細は後述しますが、今回はその対象となっている神社二社に行ってきました。まず、一社目は銀座四丁目にある宝童稲荷神社(ほうどういなりじんじゃ)です。

 

 

1.場所

 ここです。

2.ご由緒とご祭神

 後述する、おみくじクリアファイルに入っていた縁起です。

 江戸時代初期が創建のようですね。
 ご祭神は稲荷神こと、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。古事記では宇迦之御魂と書かれています。

3.参拝

 東京メトロ日比谷線銀座駅B2出口から地上に出ました。ひぇ~、ここが銀座かーっ、左を見たら三越が、右を見たらグッチが。すでにここでお上りさん状態。


 グッチの角を右折するとまもなく、左側歩道脇に猿の彫刻?が。どうやら宝童稲荷の参道の案内のようです。


▼案内された方向を見るとビルの谷間の狭い路地が。えーっ、これが参道?!
確かに、先には朱色の鳥居らしきものが見える。


▼参道出口には金属製の鳥居でしょうか、そしてその足元にまたまたお猿さんです。

4.拝殿

 狭い参道を抜けると目の前に社殿というか、拝殿ですね。

5.ご朱印

 社殿前にてセルフ方式です。紙幣ケース「ふくろのきつね」に書置きのご朱印が入っています。

6.おみくじクリアファイル

 珍しいのでついいただいてしまいました。中には上述の縁起が書かれている紙が入っています。

7.銀座八丁神社めぐり

 毎年11月1日から3日に開催されるスタンプラリーだそうです。私は初めて知ったのですが、人混みが苦手な爺さんなので、少しばかり先取りして二社をめぐりました。

 詳細はこちらです。

8.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 ところで、どうして銀座にはこんなに多くの稲荷神社があるのでしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、「稲荷」とは稲のイがナルからきており、ウカノミタマのウカとは食物の「ウケ」の古形で、特に稲霊を表すと言われています。つまり、ウカノミタマとは、稲に宿る霊ということになります。
 当初は農業の神様として信仰されていた稲荷神が、江戸時代になると商売繁盛の守り神とされるようになり、商業の町として栄えた銀座に多く祀られたということのようです。ちなみに、キツネは神様ではなく、神様のお使い、つまり眷属です。

 次回はもう一社の話です。

 

 

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