のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part2(36)~道野辺八幡宮

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 「ひと廻りすれば人生に必要なすべてを守ってくれる。」とまで言われている神社をご存じでしょうか。そんなこと言われても分かりませんよねぇ。千葉県鎌ケ谷市(かまがやし)にある道野辺八幡宮(みちのべはちまんぐう)なんです。とってもローカルな八幡神社なんですが、なぜ、そんなふうに言われるのか。それはのちほど。

 

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神

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 残念ながら正確なことは分からないようですが、平安中期に平将門が中沢城を築く際、城の鬼門に当たるこの地に厄除けの神、弓矢兵馬の神、文武勝運守護の神として八幡神誉田別命・後の応神天皇)を鎮際したとあります。

 そもそも、なぜ誉田別命(ほんだわけのみこと)が八幡神と言われるようになったのでしょうか。これって、なかなか分かってるようで実は良く分かっていない話なんですね。ご興味のある方は八幡総本宮宇佐神宮のHP、爺さんの書いた過去記事をご覧になって下さい。そこまでは、という方はスルーしていただいてOKです。

 当社のHPはこちらです。

 

 宇佐神宮のHPはこちら。

  

 過去記事はこちら。

3.参拝

 鎌ヶ谷駅西通りから、ごく普通の住宅地の坂道を下っていくと鳥居があります。
正式には八幡神社と言い、道野辺八幡宮は通称らしいです。

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 鳥居の脇に見つけました。なんだか分かりませんが、天保十四年と刻まれています。

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 鳥居をくぐると階段です。

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 上りきって振り返るとこんな感じ。結構高い!

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 階段の先は参道になっています。ん~、いい感じじゃ!

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 二の鳥居です。

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 鳥居をくぐってすぐ左にはこれが・・・。大黒様が寝転がっていますが、なんでしょうか、何かいわくがありそうな岩ですが、説明書きはありません。亀石のように見えなくもないですが・・・。神の御座所、岩座なんでしょうか。でも、神が小さい・・・。

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 先に進むと手水舎があり、狛犬が迎えてくれます。このご時世で珍しく、手水舎に柄杓が置いてあります。これが本来だよなぁ~。狛犬くん、イケメン!?

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4.拝殿

 平成20年(2008年)に増築されたもので、旧社殿は拝殿裏に本殿として残されています。拝殿を通じて奥に本殿を少しだけ見ることができます。

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5.境内社

 二の鳥居をくぐって右手には豊洲神社と稲荷社

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 豊洲神社

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 稲荷社

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 境内奥左手には天満宮学神社、御食津神社、少名彦名命神社

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6.その他境内には

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御神馬

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絵馬、おみくじ

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両部鳥居  ここが旧来の入口かも?

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7.ご朱印

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8.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 道野辺とは道の外れという意味です。道野辺村の鎮守は、当社からほど近い根頭神社(閉鎖中)であったが、戦後、鎌ケ谷市を設立するに当たり現在地に鎌ケ谷市の総鎮守として整備されたとのことです。御由緒には将門伝説が記されており、この地域での将門信仰が厚かったことがうかがえますね。

 冒頭の「一廻りすれば~。」とは、こういうことです。

 八幡神 ・・・ 厄除け、文武勝運守護の神
 天満神 ・・・ 学問の神
 大黒神 ・・・ 縁結びの神
 御食津 ・・・ 食べ物の神
 少名彦 ・・・ 医学の神

 これだけの神々を一気に参拝できます。これで人生、なんの心配もいりません!!
 

 緊急事態宣言が発せられ、またまた窮屈な世の中になっていますね。ガースー総理は何をやっても、何を言っても批判されて大変ですね。でも、やはり一国の最高責任者である限りは、この有事にあって、どう国民に向けたメッセージを発するか、とても大事だと思うのです。「次の予定」のため記者会見を切り上げちゃうってどういうこと??

 コロナ会見より大事な「次の予定」って何? 爺さんには理解不能です。だから本気度が全く感じられないのです。メルケルさーん、日本に来て喝を入れて下さーい!

 早く、県境を越えた神社巡りができる日が来ることを願うばかりです。

 


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