のと爺の古事記散歩

後期高齢者になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(12)~松戸神社~ヤマトタケルが部下を待った地

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 ヤマトタケルの東征のお話しはご存じでしょうか。今回訪れたのは、東征の途中、この付近でタケルが部下と待ち合わせをしたという言い伝えがある松戸神社(まつどじんじゃ)です。2019年9月以来の2度目の参拝になります。
 待ち合わせをした土地だから「まつど」⇒「待つ土」⇒「松戸」になったとか!? 洒落か?

 

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神

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 日本武尊(やまとたけるのみこと、古事記では倭建命)が東征の際に、この付近で部下と待ち合わせたという言い伝えがあり、その時に陣営した場所に後世、ヤマトタケルを祀る祠が建てられ、松戸神社の起源になりました。創建は江戸初頭の寛永3年(1626年)で創建時は御嶽大権現と呼ばれ、明治15年(1882年)に松戸神社と改称されました。


HPはこちらです。

 
 ヤマトタケルについては、こちらをご覧下さい。焼津、木更津、袖ケ浦、三重などの地名に由来する逸話が残されていますので、是非、ご覧下さい。

 

 

3.参拝

 では、参拝しましょう。旧水戸街道に面して一の鳥居が建っています。そして、大体の神社では狛犬は鳥居の内側に居ますが、ここでは鳥居の外側に居ます。ちょっと珍しいですね。狛犬の台座には天保12年とあり、鳥居の建立日付は昭和45年でしたのでおそらく、当初は狛犬の前にあった鳥居を再建するにあたり、何らかの理由で今の位置になったものと推測されます。

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 鳥居をくぐると参道になります。参道を進むと二の鳥居があり、その先の潜龍橋を渡って境内に入っていきます。

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 橋を渡るとすぐ右手に手水舎です。木鼻の彫り物が見事です。

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4.拝殿

 社殿は参道正面でなく、左手になります。

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5.本殿

 拝殿脇から本殿へ回ります。本殿裏側からも参拝できますね。

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6.境内社

境内社と言うにはとっても立派な秋葉神社

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水神社

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金比羅神社(右)、市の神(左)

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松尾神社

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厳島神社

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稲荷神社

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庚申社

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浅間神社

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石祠

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右から水神社、八幡神社疱瘡神社、三峰神社

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7.その他境内

ご神木

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神水

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三笠宮殿下お手植え高野槇

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楽殿

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社務所

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北鳥居

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南鳥居

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8.ご朱印

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9.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 御祭神のヤマトタケルは悲劇のヒーロー的な印象がありましたが、古事記をよく読んでみると、違った面も書かれていて興味深いですね。西征、東征と各地に逸話を残していることから、皆に愛された神様(半分人間?)であったことは間違いないでしょう。

 


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