さぁ、超入門古事記の始まりです。冒頭の写真は高天原です。もちろん、イメージですけどね。
それにしても、コロナは感染が止まらず心配ですねー。国会中継を見ると議員の諸先生方はみなさん、しっかりと大きなマスクを着けていますね。総理のマスクは小さめですけどね。そして、今日見たテレビに出て来た医師会の会長(?)さんは見たこともないような立派なマスクをしていましたよ。下級国民の爺さんは毎日のようにドラッグストアめぐりしていますが全く手に入りません。自分達はしっかり確保しておいて、庶民へは家族で2枚配ってやるって、これが高級官僚の考える政治なの? だめだこりゃ!
すみません、爺さんの愚痴から始まってしまいました・・・。
では、ぼちぼち行きましょうか。あっ、爺さんの古事記は上つ巻+中つ巻一部です。
1.世界の始まり
上つ巻はこんなふうに始まります。
天地が初めてあらわれ動き始めた時に、高天原に成った神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)~
つづいて成った神は高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と神産巣日神(かみむすびのかみ)の二柱。この三柱の神様を造化三神(ぞうかさんしん)と言います。この三神は、いずれも独神(ひとりがみ:男女の区別がない)で、すぐに身を隠します。
*神様を数える単位は柱(はしら)です。一人、二人ではなく、一柱、二柱です。
2.天之御中主神とは?
古事記にはたくさんの神様が登場しますが、一番始めに現れたのが天之御中主神なんですね。最高神と言われる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が登場するのはまだ先のことです。
「天」とは「宇宙」 「主」とは司る者
つまり、「宇宙の中央にいて支配する神」ということ。凄!
なんですが、この神様はこれ以降、古事記に全く出て来ません。不思議ですね~。
3.神の出現
造化三神のあとから、二柱、さらには神代七代(かみよななよ:二柱+男女五組)が成ります。そして、この男女五組の最後に成ったのが伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)なんですね。
そして、天つ神(高天原の神様全体)はイザナギとイザナミに「この漂える国を修理
固成せよ」と命じたんですね~。 ム!どういうこと? ちょっと、なに言ってんのか分かんない! 詳しくはWEBで、じゃなくて、次回に。
4.今回のポイント
①旧約聖書では「ゴッド」が天地を創造しますが、古事記では天地が初めて
あらわれた時に最初の神が成ります。天地は神が創ったんではないんです
ね。ここ、大きな違いです。
②天地が初めてあらわれた時に、同時に「高天原」という世界ができた。
ふ~ん、そうなんやー。これは見逃しがちです。
5.まとめ
最初なので余り長くない方がよろしいかと思い、今回はここまでです。
さぁ、修理固成を命じられた、イザナギ、イザナミの運命やいかに!
とうとう、壮大な物語がスタートしました。皆様、長い話になりますよ。
ぼちぼち行きましょうね!
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