のと爺の古事記散歩

古希+1歳になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part2(22)~息栖神社

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 さぁ、今回は東国三社の最後となる三社目の息栖神社(いきすじんじゃ)です。前回お話ししましたが、息栖神社の一の鳥居(冒頭写真は二の鳥居です)は、鹿島神宮の一の鳥居でもあるんですね。行ってみて分かりましたが、香取神宮鹿島神宮と比べてぐっとコンパクトで参拝者もほとんど見かけません。両神宮とはどんな関係なんでしょうか、興味ありますね。

 

1.場所

 ここです。鹿島神宮からは車で約20分ですね。

2.御由緒と御祭神

 まず、御祭神の久那斗神(くなどのかみ)ですが、タケミカヅチやフツヌシに比べると、知名度はかなり低いですよね。誰、それ?

 古事記日本書紀では、登場場面が全く違います。

 古事記・・・イザナギが黄泉の国から逃げた後、禊ぎを行ったとき、投げ捨てた杖に
      成った神が衝立船戸神(つきたてふなとのかみ)。フナトはクナドと同じ
      で道の曲がり角のこと。曲がり角に立つ道標で、行旅の神との説がある。

 日本書紀・・国譲りに同意したオオクニが、タケミカヅチとフツヌシに言います。
      「私に代わってこの神がお仕えします。私はここから退去します。」
      この神とは、岐神(ふなとのかみ)のことで、フツヌシはフナトを先導役
      として方々を巡り歩き平定した。

 当神社のHPによれば、「鹿島、香取の御祭神に従って東国に至り」とありますので、日本書紀の記述に近いですね。そして、応神朝に神社となり、平城天皇勅命で息栖に鎮座されたとのことです。

 なるほどー、三社の結びつきがよく分かりましたね。私は詳しくは知らないのですが
12年に一度開催される鹿島神宮の「御船祭」では、息栖神社は先導船の役割を果たすそうですよ。

 息栖神社のHPはこちら。

ikisujinja.com

3.一の鳥居

 何度かお話ししましたので、一の鳥居から見ていきましょう。ここは鹿島神宮の南の一の鳥居でもあるんですね。

 冒頭写真の二の鳥居から100mぐらい先の利根川に面して一の鳥居があります。中央奥に小さく見える鳥居が一の鳥居です。

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 一の鳥居の両脇には忍潮井(おしおい)と呼ばれる二つの井戸があります。位置関係が分かる写真が撮れていないので、ネットから拝借しました。利根川側から見た写真です。

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 参道側から見て、中央が一の鳥居、右が男甕、左が女甕になります。両脇が井戸になっていて、汽水が出る場所なのに、潮を押しのけて真水が湧いているのだそうです。中にある男女の甕がスッキリ見えたら幸せになれるとか・・・。

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    ここは日本三霊水の一つと言われています。そんなん、あったんやー。江戸時代、伊勢参りから帰って来た参拝者の東国三社巡りの船着き場としておおいに賑わったそうです。あっ、三霊水の残り二つは、明星井(伊勢)と直井(伏見)だそうです。ご存じでした? えっ、知ってた! もしかして天才?!

4.参拝

 では、二の鳥居に戻って参拝しましょう。

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 まっすぐな参道の先に神門が見えます。この神門は江戸時代弘化4年(1848年)に建て替えられたものが、現存しているのです。凄! 左手に手水舎ですね。

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5.拝殿、本殿

 神門をくぐるとまっすぐ先に拝殿です。拝殿、弊殿、本殿は昭和38年(1963年)に建て替えられたそうです。

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 拝殿の脇から本殿を見ることができます。

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6.摂末社

 二の鳥居を入ると、すぐ左手に稲荷神社がありました。ほうかむりをしたキツネさんがなぜかカワユイ!

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 境内にも末社がありました。

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7.境内にはいろいろあります

 〇御衣黄(ぎょいこう)

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 〇力石
  手前の狛犬がなんとも・・・。

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 〇芭蕉の句碑

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 〇みや杉
  昭和5年三笠宮様ご参拝記念

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 〇ご神木

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 〇招霊の木

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 〇社務所とみや桜

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8.ご朱印と東国三社御守

 これで東国三社をすべて参拝し、御守も完成しました。大願成就じゃ! 老後の2千万円、お願いしまーす!!

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9.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 自宅からは若干遠いので、決してご近所とは言えませんが、由緒ある三社を参拝できて、なんか清々しい気持になりました。もう一度ぐらいは三社巡りに行ってもいいかなぁ、と思った次第です。

 全く個人的な話です。多分、どなたもお気づきではないと思いますが、私事、つい先日、年をひとつ重ねました。従って、プロフィールやブログ説明文が「古希になった爺さん」から、「古希+1歳になった爺さん」に変わっております。
 だから何?という話でした。チャンチャン。

 あといくつ年を重ねてブログを書けるかは分かりません。全ては八百万の神様の思し召しで・・・。

 


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