のと爺の古事記散歩

古希+1歳になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part2(38)~熊野神社

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 前回、伊勢神宮にはいつかは行きたいと思っているという話をしましたが、同じように行ってみたいと思っているのが熊野大社です。その熊野大社から分霊され、創建された神社が千葉県成田市にある熊野神社です。成田市には熊野神社がいくつかあるため、ここは成田豊住熊野神社(なりたとよすみくまのじんじゃ)と呼ばれています。

 

 

1.場所 

 ここです。

2.御由緒と御祭神

 全国に4700社以上ある、と言われる熊野神社総本宮である紀州熊野大社から分霊され、延長元年(923年)に成田市南羽鳥に創建されました。ただ、残念ながら分霊されてきた経緯については、HPにも書かれておらず分かりません。2023年には創建1100年になりますので、とんでもなく歴史ある神社であることは間違いありません。
 熊野大社の上四社の第一殿、第二殿の御祭神である伊邪那美命伊邪那岐命が当社の御祭神であり、熊野大神の眷属である八咫烏(やたがらす)の御守もあります。

 当社のHPはこちらです。

 イザナギイザナミの話も色々ありますが、日本初の強烈な夫婦喧嘩の話はどうでしょうか。 

3.八咫烏について

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 八咫烏は、神武東征の折、熊野で苦戦している神武天皇を救済するため高御産巣日神によって遣わされ、熊野国から大和国まで道案内をしたとされる三本足の烏です。ここから転じて、人生の良い方向に導いてくれる神鳥とも崇められています。日本サッカー協会のシンボルにも使われていますので、皆さんご存じですよね。

 でも、ここで爺さんは疑問に思うのです。八咫烏熊野大神の眷属と言われていますが、古事記を読む限り、上述の通り高御産巣日神、つまり高天原から遣わされた訳ですから、厳密に言うとアマテラスの眷属なんじゃないかと・・・。熊野にしてみれば侵略者である神武の象徴でもある八咫烏を神の使いだなんて思えないでしょう。ということは、もともと八咫烏信仰が熊野にはあって、信仰していた豪族が神武に服し大和国までの案内役となった、と考える方が自然かななんてね。

 まぁ、面倒な話はこの辺にして次へ進みましょう。

4.参拝

 ここが参道入口で、階段を上がったところに鳥居と社号碑があります。鳥居は両部鳥居ですね。木製でいい感じです。

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 鳥居をくぐるとまっすぐな参道になります。そして、参道左手に祓戸大神猿田彦大神の石碑があります。

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 これは、あとで調べて分かったのですが、六十六社石碑と呼ばれるものです。明和二年の日付や藤原豊充という名前が読めます。淀姫神社(肥前)、都農神社(日向)等の一ノ宮名が刻まれています。ただ、何故ここにあるかは分かりません。

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 そして庚申塚です。青面金剛像ですね。足元の三猿は劣化してよく見えません。

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 手水舎です。

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5.拝殿と本殿

 拝殿の提灯には千葉氏の九曜紋があります。

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 拝殿脇にはえびす様が・・・。

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 本殿です。

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6.境内社

 天神社

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 浅間社

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7.ご朱印

 この日は無人だったので、拝殿前に置かれた書き置きのものをいただいてきました。日にちが空欄です。初穂料は脇に置かれた小箱に入れます。

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8.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 2023年には創建1100年を迎えるという歴史ある神社です。八咫烏には人生の道を開くというご利益があるとのことで、人生の転機に訪れたい神社と言われています。ん~、ということは、人生の転機は遙か昔だった爺さんには訪れるのが余りにも遅かった!?

 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、この神社には狛犬がいません。外にいなくとも拝殿内にはいる、という神社はたまにありますが、ここは拝殿内にもいません。
理由は確認できませんでした。八咫烏がいるからか?

 


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