前回、こんな近くに素晴らしいとこがあるやんけ!と神明社に行きましたが、その神明社の近くに八幡宮があります。今回は廣幡八幡宮(ひろはたはちまんぐう)です。
柏市近郊の総鎮守ですが、その歴史たるや、凄!!
1.場所
ここです。
2.御由緒と御祭神
駐車場にこんな案内がありましたが、いわゆる御由緒板のようなものは見つかりませんでした。HPによると、こんなふうに書かれています。
「御創建は、第59代宇多天皇の御代「下総国第一鎮守宇多天皇勅願所」として鎮座されたと伝えられている。後、鎌倉時代に至り、建久年間四年(1193年)後鳥羽天皇の御代に、柏市近郊一帯の総鎮守(守護神)として再び社殿が創建された。又、徳川時代に至って、慶安三年(1649年)には、三代将軍家光公より御朱印地(領地)十石を献上された。
廣幡八幡宮には、誉田別名(ほんだわけのみこと)を主祭神として、他に、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、そして、父仲哀天皇と武内宿禰(たけしうちすくね)の、合わせて五柱の神様をお祀りしています。」
宇多天皇在位は887年9月から897年8月です。HPにはとても詳しく書かれていますので、よろしければご覧下さい。
御祭神の神様のことは、Part2(6)の春日部八幡神社の記事で書きましたので、ここでは割愛させていただきます。
3.参拝
では、参拝しましょう。大鳥居、社号碑、そして鳥居の脇には規範神社の顕彰碑があります。鳥居は平成5年(1993年)に建立とあり、昭和53年(1978年)に千葉県神社庁規範神社に指定されています。
鳥居をくぐると一直線の参道です。やや狭いですが、両サイドは木々に覆われて神聖な気分MAXです。
途中に大東亜戦争の忠魂碑がありました。
こちらは御創建770年祭記念碑です。
そして、手水舎です。ここはコロナ閉鎖ではありませんでした。すぐ隣に狛犬です。
その先が拝殿になります。
4.拝殿
社殿は平成5年(1993年)に造営されたそうです。重厚感のある造りで彫り物も素晴らしいです。
皇紀2680年の掲示があります。初代神武天皇即位が紀元前660年ですから、今年は
660+2020=2680年ということです。これは皆さんご存じですよね。
5.本殿
拝殿の裏が本殿なんですが、当神社ではよく見ることができません。写真の中央が幣殿で、その奥の白っぽいのが本殿だと思われます。天保年間に造営されたと言われているんですが、見えませ-ん!!
6.境内
〇境内社
拝殿に向かって右側に古い石鳥居があります。鳥居柱になにやら難しい文字が刻まれています。宝暦七年(1757年)に藤原正珍が奉納したのでしょうか。ひぇー!
鳥居の奥に末社、大杉神社、石碑があります。
〇参集殿
〇社務所
〇ご神木
社務所前にご神木があります。杉の古木です。樹齢を確認するのを忘れました。
(;゚ロ゚)
〇御神籤、絵馬
7.富士浅間大神石碑
参道を挟んで手水舎の反対側に富士浅間大神石碑があります。
8.裏参道
鳥居などはありませんが、裏参道を歩いてくると社務所の脇に出ます。
9.遺跡? 本殿見たぞ!
なんとか本殿を見られないかと思い、神社周囲の道を拝殿方向に歩いて行くと、この看板を見つけました。
確かに石碑があるけど、文字が見えない!
そしてこの場所から見えたのがこれです。これ、本殿だんべ、見たぞー! 立入禁止の囲いがあるので、これ以上は中に入れませんでした。
10.ご朱印
社務所でご朱印(書き置き)をいただきました。
11.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。
実は、廣幡八幡宮と前回の神明社とは地域の鎮守として同じような歴史を経てきていることが分かりました。徳川家の庇護も同様に受けています。ということは、今は普通の地方都市の柏ですが、歴史的にはすごーく重要な場所だったんじゃね!?
日々、コロナ感染者数が増えていますね。どうなるんでしょうか、爺さんはとても不安です。ニュース速報では今日の全国の感染者数が1000人を超えたとか。マスコミは見る者の不安を煽るばかりで、有益情報が何もない。
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