のと爺の古事記散歩

古希になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part2(8)~神明社

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 前回、メジャーではないが鎮守様で素晴らしい所があると書きました。言ったからには爺さんの地元を再調査すっぺと思い立ち、柏市内の神社情報を収集したところ、見つけました。えぇー!こんな近くにあるじゃないか、なんで今まで気がつかなかったんだべなぁー。ということで、行って来ました。塚崎鎮座神明社です。塚崎とは一帯の地名です。

 

1.場所

 ここです。

2.御由緒と御祭神

 いただいたパンフレットにこのように書かれています。
「創建については古記録がなく明らかではありませんが古く南北朝時代の【神凰鈔】には「相馬御厨、大神宮御領、蓋謂此也、祠官守氏、社領十石」と、記載があります。江戸時代の【寺社分限】にも「塚崎神明ノ社、祭田十石ト。凡御厨地、必ズ皇大神ヲ祀リ、称シテ神明ト曰フ」また【下総国旧自考】にも「塚崎明神、土人称伊勢明神」と、あるなど伊勢神宮の相馬御厨と当社との関係が極めて密接であったことが分かります。平安時代には伊勢神宮領として何度も寄進されていることから、当時、既に当社が相馬御厨の重要な聖地として存在していたことが推察されます。」

*相馬御厨とは、伊勢神宮の荘園のことを言います。

 御祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、応神天皇武甕槌神(たけみかづちのかみ)の三神です。

 天正19年(1591年)には徳川家康から朱印地(幕府から寺社領として安堵された土地)を賜ったとあり、幕府の庇護も厚かったんですね。

itp.ne.jp

3.参拝

 では、参拝しましょう。表参道入口には鳥居がありません、珍しいですね。石段両脇に立っているのは幟立てで、例祭の時に全長17mの大幟が立てられるそうです。石段脇には案内板があります。

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 石段を登るとこんな感じです。

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 そしてここに鳥居があるのですが、これが歴史ある石鳥居で柏市指定文化財になっています。江戸中期のものだとか、凄!

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 鳥居をくぐってすぐ左に手水舎があります。但し、コロナで閉鎖されていました。
水鉢に安永二年(ということは、1773年)とあります。またまた凄!

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 拝殿前の狛犬です。ワイルドだろ~(古!)

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 狛犬横の灯籠には安政四年(1857年)とあります。

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4.拝殿

 パンフレットによれば、拝殿は平成27年に改修されたもので、既存の部材を残しながら屋根が神明造りになったとあります。

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 この社殿は、伊勢神宮の方角である南南西に向かっているのだそうです。ということは、拝殿を背に振り返った方向に伊勢神宮がある、ということですね。

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5.本殿(三社)

 黒塗りの玉垣の中に、皇室の祖神であり伊勢神宮の御祭神でもある天照皇大神を中心に、右に武家の氏神である八幡大神、左に公家の氏神である春日大神を祀る三社神明造りの本殿です。
 天照皇大神は「正直」、八幡大神は「清浄」、春日大神は「慈悲」を意味すると伝えられ、古来の日本人の在り方、また、人として正しく生きるための教えを表わしていると考えられます。
(以上、パンフレットより)

 なんといっても、享保十八年(1733年)に建立したものが現存しているって、凄くないですか!?

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6.大榊

 境内に千葉県指定天然記念物の大榊があります。樹齢1300年と言われ、現在は主幹が枯死し、若木が育成中です。

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7.裏参道

 裏参道に行ってみましょう。こちらの入口には鳥居があります。

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 狛犬は子取り、玉取りですね。

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 手水舎があります。この水鉢も柏市指定文化財になっています。

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 寛文九年の日付が刻まれている、ん~、目をこらしてみれば何となくそんな気がしないでもない?

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8.境内社等

〇表参道入口脇

 弁財天社

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〇拝殿に向かって右エリア

 石祠群

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 子の神社

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 猿田彦神社

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 大黒天

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 大東亜戦争散華招魂之碑

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〇裏参道鳥居脇

 一ノ宮

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〇拝殿に向かって左エリア

 子安社

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 疱瘡神社

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 大杉神社

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9.境内

 その他、境内にあるものです。

 ご神木とは表示がありませんが、立派な樹木です。

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 御神籤、絵馬

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 境内

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10.ご朱印

 社務所でご朱印(書き置き)をいただきました。

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11.まとめ

 さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。

 いやぁー、地元にこんな歴史ある神社があったとは、感動しております。実は、もう一社、今回の地元調査でまだ行っていない神社を見つけました。次回はそこです。

 次回もお楽しみに!!

 


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