さて、次は来た道を駅方向へ逆戻りして駒込富士神社(こまごめふじじんじゃ)を目指します。
1.場所
ここです。
2.ご由緒とご祭神
本郷村の名主が(天正元年1573)、現在の東京大学の地に駿河の富士浅間社を勧請したことにはじまる。寛永5年(1628)加賀前田家が上屋敷をその地に賜るにあたり、浅間社を現在地に移した。拝殿は富士山に見立てた山の上にあり、江戸期の富士信仰の拠点の一つとなった。(文京区観光案内より)
ご祭神は木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)です。
当社HPは見当たりませんでしたので、文京区観光案内をご覧ください。
3.参拝
妙義神社から駒込駅方面に戻り、駅を通り過ぎて10分強ぐらい歩くと、富士神社入口という交差点に着きます。ここを左折するとすぐ、鳥居の前に出ます。
鳥居をくぐると真っすぐな参道です。奥に階段が見えますね。
階段の手前に手水舎があります。残念ながら水盤に書かれた文字が読めませんでした。
▼階段の前には、上らずとも参拝できるように参拝所が設けられています。上って分かったのですが、拝殿前に賽銭箱はありません。ということは、ここで賽銭を上げてから上るということみたいです。私は、帰りにお賽銭を上げました。
▼ 階段の周囲を見渡すと、いろいろな石碑等があります。富士の溶岩で作った富士塚だという話や、そもそもここは古墳だったという話まであるそうですが、いずれにしろ当時の人たちの信仰の厚さの表れなんでしょうね。いや、凄いです!
▼階段を上り切ったところに二の鳥居です。裏から撮っています。
4.社殿
白いコンクリート造りの社殿がひっそり建っています。
▼後ろに回ると本殿が見えます。
5.境内社
社殿脇の広場に二社ありましたが、詳細は不明です。
▼小御嶽社
▼曽我御霊社
6.ご朱印
当社は普段は無人のため、ご朱印は次に訪れた駒込天祖神社でいただきました。
「奉拝」ではなく、「登拝」になっていますね。なるほど。
7.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
江戸期の富士信仰は、現代人が考える以上に厚かったことが形で残っている貴重な神社だと思いました。例祭など、定期的に行われる催事があるようですが、普段は無人であることがちょっと残念でした。
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