のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

神功皇后大研究(1)

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日本初の肖像入り紙幣(お札と切手の博物館

 大研究シリーズ第二弾です

 今回から「神功皇后大研究」をしたいと思います。私の中では古代三女傑は天照大御神卑弥呼、そして神功皇后です。ちょっとマニアックかも知れませんが、できるだけ分かりやすくしますので、いまのところ何回に亘るかはわかりませんが、 ご覧いただけるとうれしいです。

 まず、冒頭の写真ですが何だか分かりますか? えっ、分かる!? もしかして天才?
これが分かる方は相当人生をかさねておられる方と、謹んでお慶び申し上げます。
これは、明治14年1881年)に発行された日本初の肖像入りお札の1円札です。そしてこの肖像が神功皇后なんですね。
 へぇ~、なんで神功皇后が肖像に選ばれたんでしょうか?  
でも、なんか違和感があるなぁ。
ちょっと見づらいですが、お顔が日本人ぽくないよね。
 肖像に選ばれた理由はこの大研究の中で明らかにしていきますよ。違和感は私も感じました。実は、この図柄デザインと原版彫刻は、当時、明治政府に雇用されていたイタリア人のキョッソーネという方が担当されたのだそうです。それでイタリア人ぽい?

 次回からはこんな感じで話を進めますよ。
 ①そもそもどんな方なの?
 ②熊襲征伐
 ③三韓征伐
 ④忍熊王の反乱
 ⑤その他

ではでは今回はここまで。次回をお楽しみに!!