のと爺の古事記散歩

古希+1歳になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編(5)

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 ご近所と言えるかどうか分かりませんが、まっ、いいかと思い、車で1時間弱ぐらいの茨城県常総市にある一言主神社に行って来ました。

 

1.場所

 こんな感じですよ。そう言われてもねぇ。

2.ご由緒

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 当神社のHPによれば大同四年(809年)、今の社殿のあるあたりにあやしき光が現れ、数夜の後に雪の中からタケノコが生じ、一本が三つに枝分かれした「三岐の竹(ミツマタのタケ)」になりました。あまりに不思議なので村人がお祓いをすると、「我は一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)なり。この国の人々を災いから救うためにやって来たのじゃ。この三岐の竹を私と思って末永くお祀りしなさい。」とおっしゃったのです。神様が自ら名乗ったんですね。でも、あやしき光で登場するなんて、あんたはターミネーターか!?
 尚、全国にある一言主神社の総本山は奈良県御所市にある葛城一言主神社です。一度行ってみたいと思ってます。

3.ご祭神

 同じくHPによれば、この一言主大神は大国主命の子供で、国譲りの段で登場した事代主神と同一神と言われています。ただ、私はこの説には相当無理があると思います。神社が同一と言ってるんで、異論を唱えても無意味なんですが・・・。
 そもそも、事代主神は国譲りの時にはまったく無抵抗で、船を青芝垣に変えてその中に隠れてしまった。つまり、二度とこの世界には現れないという意思表示をしたのです。一方、一言主大神が古事記に登場するのは第21代雄略天皇の段です。天皇が葛城山に登ったときに似たようなやつがいるな、と思って「あんた誰?」と聞いたら「私は葛城の一言主大神だ。」と答えたという、かなり省略しましたが、こんなふうな話です。まぁ、神話ですから相当な時間差は目をつぶったとしても、二人の共通点が何もないのです。何を根拠に同一神と言われているのか、素人の私には理解不能なんですね。

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一言主大神


   一言主神は、言行一致の神様とされ、何事も道理をわきまえ、良いことにつけ、良からぬことにつけ、よく聞き分けて人々の幸福のために直ちに御利益を授け、一言の願い事でも疎かにせず願いを叶えてくださるといわれています。
素晴らしい!神様の中の神様だ!

4.参拝

 第一の鳥居から一直線に四つの鳥居があります。二番目がかなり古く扁額に大明神と書いてあります。

第一鳥居です。比較的新しそうです。

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第二、第三鳥居です。

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左 第二鳥居  右 第三鳥居

 第二鳥居の扁額です。

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第四鳥居の手前に立派な手水舎があります。

 

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手水舎に九曜紋がありました。これは平将門の家紋ですね。

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手水舎の先が第四鳥居です。狛犬くんも立派ですね。

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そして拝殿、幣殿、本殿となるのですが、幣殿はよく分かりませんでした。ただ、本殿の裏側に回ると壁面の彫刻が見えます。これは素晴らしい。
HPによれば、本殿は一言主大神を篤く信仰していた下総国守谷城主相馬弾正胤広侯(平将門の後裔)の寄進によって長禄三年(西暦1459年)に再建されたとあります。
それで手水舎だけでなく、拝殿にも九曜紋があるんですね。

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さらに摂社、末社、御神水、ご神木があります。

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あらためて境内を見るとこんな感じです。緑に包まれた神社らしくて落ち着きますね。それと、天皇陛下ご即位記念樹がありましたよ。

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 さぁ、いかがでしたでしょうか。私、個人としては久々に神社らしい神社に行ったという清々しさを感じて帰ってきました。ちょっと足を伸ばせば良いところがありますね。車で1時間程度はご近所ということで・・・。

5.豆知識

では、豆知識です。
前回のQ 「絵馬ってなんなの?」

   A みなさん、これはどうでしたか?
        絵馬は、神々にお願い事をする際に、本物の馬を奉納していたことに由来
     します。古くから馬は神の乗り物とされていました。これを神馬といい、
     神社によっては現在も神馬がいます。生きた馬が奉納できないときは、木
     彫りの馬像や板絵などを奉納しました。それが絵馬となっていったのです。
     遺跡からも出土していて、絵馬の原型は奈良時代からあったようです。
     (神社庁監修 神社のいろは)


今回のQ 「おみくじってなんなの?」
みんな、考えてね!


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