のと爺の古事記散歩

古希+4歳になってしまった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

古事記の神様と神社・ご近所編Part3(79)~日比谷神社~奇跡のお守りとは?

 何度目になるか自分でも分からなくなってきましたが、今回も、超高層ビルに囲まれた都心の小規模神社の参拝です。訪れたのは港区東新橋にある日比谷神社(ひびやじんじゃ)です。新橋にあるのに日比谷とはこれ如何に?当神社では「奇跡のお守り」をいただけるとか、詳しくは後述します。ワクワクしながら都会の真ん中のパワースポットにお参りしてきました。

 

 

1.場所

 ここです。

2.ご由緒とご祭神

 創建は不詳のようですが、400年以上前、現・日比谷公園内に創建されたのが日比谷神社といわれる由縁のようです。当時は日比谷稲荷明神(旅泊(さば)稲荷明神)という名称でした。その後、1606年、江戸城築城の際に現在の東新橋に移転、1928年には都市計画整備のため新橋4丁目に移転、さらにさらに2009年には環状2号線建設のために東新橋に遷座、これが現在地となります。3回も引越したんですね。お疲れ様!遷座先が変わり町名が変わっても、当初の日比谷神社という名前は現在まで継続されているということのようです。
 ご祭神は豊受大神(とようけのおおかみ)と祓戸四柱大神(はらいどのよつばしらのおおかみ)です。トヨウケは、五穀の神様として伊勢神宮外宮に祀られていますのでご存じの方も多いと思います。ではハライドはどうでしょうか。この神様はいわゆる記紀といわれる古事記日本書紀には登場せず、大祓詞(おおはらえことば)、つまり神様に奏上される祝詞に登場する神様だそうです。このようなご祭神はとても珍しく、誠に申し訳ないのですが、私の浅い知識ではこれ以上の説明は無理です。スミマセン。

 
 当社のHPはこちらです。

3.参拝

 JR新橋駅烏森口出口から高架沿いに歩き、第一京浜に出ます。そこを右折し、環状2号線との交差点を目指します。すると数分で交差点に着き、道路を挟んだ向かいに鳥居が見えてきました。高層ビルに囲まれた小ぶりの神社です。


▼鳥居をくぐり石段を上がると左手に手水盤です。

そして、目の前が拝殿です。

4.拝殿

 2009年(平成21年)に当地に遷座した際に造営された社殿で、まだ新しく奇麗です。

5.本殿

 本殿は、いったん境内の外に出て、環状2号線側から見ることができます。

6.境内社

 〇稲荷社


狛犬の豚鼻に特徴があり、かわいらしい。

7.奇跡のお守り

 三度の遷座がありながら、400年を経過した今なお新橋の鎮守様として敬愛されていることから、これは奇跡じゃ! 数多くのピンチも乗り越えていこうという願いがこもったありがたいお守りなのじゃよ。

8.ご朱印

ご朱印が二つは珍しいです。上が「日比谷神社」、下が「日比谷神社印」

9.まとめ

 いかにも都心の神社らしく周囲は高層ビルです。そして、ここはJRの高架がすぐ脇を走っているのでちょっと珍しい(?)場面が撮れました。

 小規模神社ですが、とても気持ちよく参拝できました。いつかリピートします。

▼新幹線と神社

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