先日、別ブログ「のと爺のお寺散歩」を始め、最初にご紹介したのは成田山新勝寺でしたね。この新勝寺から徒歩10分ぐらいのところに埴生神社(はぶじんじゃ)があります。参道のお店を見たり、名物のウナギを食べたくて新勝寺を再訪しましたので、足を延ばして埴生神社へ行って来ました。金運、美・健康運、恋愛運等の神様なのですが、成田空港が近いこともあり、空の安全を祈願する空港関係者の参拝も多いそうです。
1.場所
ここです。
2.御由緒と御祭神
こりゃ、字が小さくて読めませんよね。
社務所でいただいたパンフレットには、このように書いてあります。
創建年代は不詳ですが、和名抄(わみょうしょう)によると、この辺りは埴生郡(はぶこおり)と言われ、約1500年前にこの地方に集落を構え、土師器(はじき)を作って生活を営んでいた、土師部(はじべ)一族が自分たちの祖神、氏神である埴山姫之命を祀り古代祭祀を執り行ったのが始まりと伝えられています。
*和名抄とは、平安時代の辞書です。
さて、御祭神の埴山姫之命とはどのような神様でしょうか。古事記では波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)と書かれています。この神様はイザナミの糞から化成しました。カグツチを生んで火傷をし、苦しんでいたイザナミの嘔吐物から2柱、尿から2柱、糞から2柱の神様が成っていますが、糞から成った2柱のうちの1柱がハニヤマヒメなんですね。埴は粘土のことをいい、ハニヤマヒメは祭具の土器を作る粘土を表わした神聖な土の神なのです。
当社のHPはこちらです。
超入門古事記も見ておきましょう。
3.参拝
新勝寺の西参道三ノ宮通りに面して鳥居があります。境内はそれほど広くはなく、鳥居の先に社殿が見えます。
鳥居をくぐるとすぐ左手に手水舎があります。隣にある梅の花が綺麗です。
4.社殿
コンパクトな拝殿ですが、とてもスッキリしていて爺さんは好きなタイプ?です。
拝殿脇の庭が綺麗に掃かれています。
当社は、成田の中で一番高いところに位置し、古墳の跡に社殿が建立されているとのことです。拝殿裏の本殿の裏手は小高い森になっていて、やや高い位置から本殿を見ることができます。
森の中には・・・。
5.境内には
祀られている神様は不明ですが、祠があります。
社殿脇には何の木か分かりませんが大樹が。
拝殿脇が社務所です。
6.ご朱印
書き入れでいただくことができました。
7.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。
どちらかというとマイナーな神様をお祀りしている神社ですが、資料によれば770年以上も続いている例祭(神輿渡御)があるそうで、成田では信仰厚い神社として有名なんですね。また成田に行くことがあれば、参拝に来たいと思いました。
あっ、余計なことですが、成田のウナギ、食べましたよー!! まいうー!!
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