愛宕神社と言えば、関東では東京都港区にある出世階段で有名な愛宕神社が思い浮かびますが、全国に900社あるといわれる同神社の総本宮は京都市右京区にあります。
今回訪れたのは、爺さんが住む千葉県柏市のお隣、野田市にある愛宕神社です。
前回の大宝八幡宮は、初めてご朱印帳をいただいた神社とお話ししましたが、今回の愛宕神社は、爺さんが一人神社巡りを始めて一番最初に行った神社なんです。1年9ヶ月振りに行って来ました。
1.場所
ここです。
2.御由緒と御祭神
かつて野田郷と呼ばれていたこの一帯の開墾後、土豪の対立等による兵火や山火事などの火難を防ぐため、延長元年(923年)、山城国愛宕郡愛宕(現・京都市右京区)から迦具土命(かぐつちのみこと)の御分霊を勧請したと伝えられています。
但し、明治になり神仏分離で迦具土命を祀っていますが、神仏習合の時代には愛宕権現を祀っていたと思われます。境内には「愛宕大権現」と刻まれた古い石灯籠がありました。
*愛宕権現とは、愛宕山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神号であり、イザナミを垂迹神として地蔵菩薩を本地仏とする。
尚、当社のHPは見当たりませんでした。
迦具土命(古事記では、火之迦具土神)という神様を産んだことにより、イザナミは大火傷を負い病に伏し、程なく亡くなってしまいます。そして、これに悲しみ怒ったイザナギは、なんと、我が子であるカグツチを斬り殺してしまうのです。
オーマイガッド! 殿、ご乱心じゃー!
てなわけで、こちらもご覧下さい。
3.参拝
千葉県道3号線と17号線が交わる交差点に面して大鳥居が建っています。
鳥居をくぐるとすぐ右手に手水舎がありますが、使用できる状態ではないですね。
手水舎から振り返ると社殿です。境内はそれほど広くはなく、一望できます。
4.社殿
社殿は石段の上にあり、唐門の前で参拝するようになっています。
唐門の隙間から撮りました。
5.本殿
唐門の格子沿いに本殿を一周できます。本殿は文政7年(1824年)に再建されたものが現存しており、透かし彫りの彫刻が素晴らしいのですが、なにしろ写真が下手なもんで、お分かりいただけるでしょうか。
6.境内社
本殿周囲に境内社があります。
松尾大神
7.その他境内
東側石鳥居
神楽殿
延命水
8.別当寺 西光院
別当寺の西光院が隣接してあります。
9.ご朱印
ここは無人でした。ご朱印は兼務社である櫻木神社でいただけます。そう、爺さんのブログにたびたび登場する櫻木神社です。
10.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。
コロナ禍のため、できるだけ自宅から近いところを選んで参拝しています。一方で神社巡りを始めた頃訪れた神社を再訪してみよう、ということも考えています。
そんなことで、一人神社巡りのスタートとなった当社を訪れてみました。一度目では気がつかなかったところがあったりして、これはこれでありかな、と思いながら帰って来ました。
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