新宿は拙宅から遠いというイメージが強かったのですが、先月、花園神社を訪れて乗り継ぎの仕方によってはそうでもない、ということが分かりました。新宿は学生時代に時々出没していた街なので比較的親しみを持っていたのですが、社会人になってからは足が遠のいていました。(転勤族だったこともありますが・・・)
大都会新宿にも特色ある神社があります。今回訪れたのは、西新宿にある成子天神社(なるこてんじんしゃ)です。ご祭神は古事記の神様ではありませんが、神社巡りでは外せませんね。
1.場所
ここです。
2.ご由緒とご祭神
この辺りはその昔柏木村鳴子と呼ばれ、もともと大神宮(アマテラス)が祀られる神域でした。創建は平安時代の延喜3年( 903年 )。 当時、菅原道真死去の報を東国の地で受け嘆き悲しんだ家臣が、生前彫られていた道真の像を洛陽(平安京)から柏木村に持ち帰り祀ったのが始まりであるといわれています。 その後、徳川三代将軍家光より柏木鳴子の地を賜った春日局の勧請により社殿を造営されました。
以後、戦災による消失、そして再建を経て、現在の社殿は平成26年に造営されたものです。ご祭神はご存じ、菅原道真公です。
当社のHPはこちらです。
3.参拝
▼地下鉄丸ノ内線西新宿駅1番出口から、青梅街道を中野坂上方面に徒歩数分で着きます。近くていいね!
▼結構長い参道の奥に鳥居が見えます。参道両脇は高層ビル(マンションかな?)です。新宿らしいと言えばらしい風景です。
▼鳥居をくぐると左手に手水舎、正面が神門です。
▼神門には風神、雷神が左右に配されています。
▼神門をくぐると境内で、茅の輪が設置されています。その手前に撫で牛、ただし、コロナのため接触不可です。茅の輪の先に狛犬です。狛犬の台座には文政十三年とあります。
4.拝殿
▼朱色が鮮やかな社殿、平成26年の造営です。
5.本殿
▼拝殿脇から本殿側に回れます。
6.境内社
▼水神宮
▼大神宮
▼大鳥神社
▼鳴子稲荷神社
7.七福神
参道脇、境内に七福神像が配置されています。
▼布袋和尚 ▼壽老人
▼福禄寿 ▼弁財天
▼毘沙門天 ▼大黒天
▼恵比寿
8.その他境内
▼富士塚
前々回の鳩森八幡神社と違って規模は小さいのですが、道も狭く見るからに歩きづらそうです。なにより登ってよいのかも不明だったので、今回は登りませんでした。
▼夫婦公孫樹(ご神木)
▼力石
▼旧扁額、鬼瓦 表参道脇に置いてありました。
▼神楽殿
▼御輿庫
▼北参道鳥居
▼西参道鳥居
▼社務所
9.ご朱印
▼これ、書き入れです。凄いでしょう、迫力ありますよね~!
10.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
境内は見どころ満載で、多くの神様が祀られており参拝も楽しかったです。それにしても、写真でお分かりと思いますが、社殿に隣接してマンションなどの高層建物が建っているのも大都会の風景かも知れませんね。マンションの住人と思われる数人の方が、境内を突っ切って公道に出ているのを見かけました。境内が生活道路化している?逆に参拝者がマンション敷地に入らないようにこんなものが。
ブログランキングに参加しています。ポチッと押していただけるとうれしいです。
ブックマーク、読者登録いただけたら励みになります。