のと爺の古事記散歩

古希になった爺さんが勝手気ままに古事記を散歩します。

超入門古事記(11)大国主神登場~因幡の白兎

さてさて、前回でスサノオの主たる話は一旦終わり、今回から、スサノオの六世孫の大国主神(おおくにぬしのかみ)が主人公になります。古事記には、この神様には大国主神以外に大穴牟遅神(おおあなむじのかみ)、葦原色許男神(あしはらしこをのかみ)、八…

超入門古事記(10)八俣遠呂知退治~スサノオよ、君は変わった?

さてさて、高天原を追放になったスサノオは、「出雲国」の斐伊川上流の鳥髪という所に降りました。「出雲国」が出てくるのは二度目です。イザナミが葬られたのが「出雲国」と伯耆国の境の比婆山でしたね。まだ国土が安定していないと思われる時代に具体的な…

超入門古事記(9)天の岩屋戸~アマテラスの引き籠もり

さてさて、前回はアマテラスがスサノオの暴挙に恐れをなし、天の岩屋に籠もってしまったところまでお話ししました。実は、この、籠もったわけについても解釈が分かれています。スサノオの余りの暴挙に、もう擁護出来ないとして怒って籠もった、という解釈と…

超入門古事記(8)アマテラスとスサノオの対決、かかって来いやー!

さてさて、根之堅州国に行く前にアマテラス姉ちゃんに会いに行くべぇ、とルンルン気分で高天原を目指したスサノオでしたが、一方でアマテラスは高天原を死守せにゃならんと、完全武装で迎え撃つ態勢を整えています。 さぁ、この対決の結果はいかに? 目次 1.…

超入門古事記(7)マザコンスサノオの追放

前回、三貴子が成ったという話をしました。アマテラスは生まれながらの最高神なのですが、弟のスサノオはどうだったのでしょうか。 話が進んでいくとだんだん分かってくるのですが、アマテラスは実は自ら進んで積極的に行動するタイプではないんですね。それ…

超入門古事記(6)三貴子の誕生とその役割

黄泉の国からやっとのことで帰ってきたイザナギは、自分の愚かさを思い知り、こう言ったのです。 「あぁ、私はなんといやな穢れた(けがれた)国へ行ってしまったのか、神よ許したまえ!」 (ちょっと、ちょっとー、あんたも神でしょうがー!)「穢れを落と…

超入門古事記(5)イザナギが黄泉の国で見たものは・・・

イザナギは、無謀にもイザナミを連れ戻そうと黄泉の国へ向かいます。「カァちゃん待っててちょっ、今、迎えに行くでよ!」さぁ、果たしてイザナギの運命やいかにーーー。そして、イザナミは? その前に、黄泉の国とはどんな国なのかということや、イザナミは…

超入門古事記(4)壮絶な神生み・・・うぅっ、生まれる~!

前回、イザナギ、イザナミの国生みのお話をしました。「男女の合体で、なんで島が生まれるんや、そんなわけないやろ!」と思っているあなた、最初に言ったでしょ!書いてあることの真偽は考えないことって。とにかく、古事記にはそういうことが書いてあるん…

超入門古事記(3)イザナギとイザナミの結婚と国生み

さてさて、天つ神から「修理固成」なんて意味のわかんないミッションを与えられたイザナギ、イザナミですが、 さぁ、どうしたでしょうか。 ところで、イザナギ、イザナミってどういう意味か分かりますか? ギ(キ)は男を表わし、ミは女を表わす言葉なんです…

超入門古事記(2)世界の始まりと神の出現

さぁ、超入門古事記の始まりです。冒頭の写真は高天原です。もちろん、イメージですけどね。 それにしても、コロナは感染が止まらず心配ですねー。国会中継を見ると議員の諸先生方はみなさん、しっかりと大きなマスクを着けていますね。総理のマスクは小さめ…

超入門古事記(1)プロローグ

狛犬特集が終わってから、次のテーマを夜も寝ないで(あっ、昼寝はしました)考えていましたが、なかなか決まらず4月になってしまいました。コロナも先が見えないしどうすっぺなぁー。 で、爺さんは気がついたのです。どう考えても古事記を離れては何も書け…

勝手にブログ開設1周年記念(11)

さぁ、狛犬特集3回目です。今回で終われるかな? 今回は玉取り・子取り系、マッチョ系ですが、玉取り・子取りと言われてもなんのこっちゃ?という方もいらっしゃると思います。 そこで、まず、玉取り、子取りの意味からいきましょう。 目次 1.玉取り狛犬、子…

勝手にブログ開設1周年記念(10)

お待たせしました! 狛犬特集第二弾です。 えっ、誰も待ってない? マジすかっ!! えーっ、前回の狛犬編はいかがでしたでしょうか。マニアック過ぎますよね~。分かってるんですけど始めてしまってますし、今回、次回ぐらいで終わりますので、もう少しお付…

勝手にブログ開設1周年記念(9)

前回お伝えしましたが、今回から数回に亘って狛犬特集編をお送りします。これは鳥居以上にマニアックな話なので、あまり関心のない方はスルーしちゃって下さい。 かく言う私も、この記事を書くまでは特別関心があったわけではありません。ところが意外とです…

勝手にブログ開設1周年記念(8)

外出を控えていると、家でテレビを見る時間が増えますね。今日もワイドショーや国会中継をやっていました。ワイドショーはコロナの不安を煽ってばかりだし、国会は野党が上から目線の態度で政権批判ばかりだし、どうして、この国難を与野党一体になって乗り…

勝手にブログ開設1周年記念(7)~100回投稿達成!

今回の記事が100回目の投稿になります。勝手に開設1周年記念を唱っている中で100回投稿の達成です。これもひとえに、こんな爺さんのブログを読んでくださる方々のおかげと深く感謝申し上げます。m(_ _)m 最初は、100回投稿記念で特別な記事を書いた方がいい…

勝手にブログ開設1周年記念(6)

外出自粛中のためブログのネタがない、と嘆いていた爺さんの独り言です。 「こまったなぁー、ネタがないんじゃ。」「自粛解除まで待てばいいじゃん。」「それでもいいんだけど、それだと爺さん暇で暇でボケちゃうよ。」「ご朱印で2回書けたんだから、ほかに…

勝手にブログ開設1周年記念(5)

昨年の一番の思い出と言えば、奈良旅で念願の大神神社、橿原神宮、神武天皇御陵を参拝できたことです。一昨年10月に奈良国立博物館で開催された正倉院展を見に行ったことがきっかけで、昨年も同時期に行って来ました。 一昨年は、まだ神社とかお寺とかの認識…

勝手にブログ開設1周年記念(4)

2019年7月から一人神社めぐりを始めた一方で、10月以降も引き続きカルチャーセンターの神社めぐりに参加しました。 10月 和泉熊野神社、大宮八幡宮 11月 今戸神社、牛嶋神社 また、10月30日~11月1日は奈良を訪れ、いつかは行きたいと思っていた神社、お寺を…

勝手にブログ開設1周年記念(3)

さてさて、東京十社めぐりに参加した爺さんですが、少しずつブログも数をこなしていきます。ただ、最初の頃は何をテーマにしたら良いか悩みました。ベースになるのは古事記ですが、そうは言ってもなかなかこれと言ったのが見当たらず、こんなものを書いてい…

勝手にブログ開設1周年記念(2)

さて、2018年4月から古事記講座の受講を開始しました。「イラストで誰でもわかる」とありましたので、どんなんかなぁーと楽しみに行きました。 講座の特徴はこんな具合 ・資料には講師オリジナルのイラストが書かれ、漫画スタイルで話が進んでいく。 (一部…

勝手にブログ開設1周年記念(1)

大洗磯前神社(茨城県)神磯の鳥居 世間は新型コロナウイルスで大変な状況ですね。不要不急な外出は控えるようにというお達しが出ていますね。んーーっ、確かに神社巡りは不要不急だよねぇ、行きたいところがまだまだ沢山あるんだけどなー!なんてことを考え…

古事記の神様と神社・東京編(19)根津神社

前回は湯島神社をお送りしましたが、今回は最寄駅が湯島のお隣の根津で、根津神社です。ベタですねー。ここは東京十社の一社です。爺さんは三度目の参拝になります。本当は5月初旬ぐらいに来るのが最高なんです。それは、境内の3000株のツツジが半端なく見事…

古事記の神様と神社・東京編(18)湯島天満宮

突然ですが、ここで一曲。「ゆーしーまー とおれぇーば おもいだぁーす~♪」。この歌をご存じの諸兄、よくぞ今日までお元気で。謹んでお喜び申し上げます(お前はきみまろか!)。 1942年といいますから、爺さんが生まれる前ですが、泉鏡花原作映画「婦系図…

古事記の神様と神社・東京編(17)

前回、前々回と東京十社の赤坂氷川神社、日枝神社をお送りしましたが、今回は神田神社のお話しです。あっ、そもそも、どの神社が十社なのかはHPをご覧下さい。 私は、1年半ほど前にこの十社を某カルチャーセンターの神社巡りで訪れています。ただ、その頃は…

古事記の神様と神社・東京編(16)

東京十社と言われる神社をご存じでしょうか。明治天皇が明治元年(1868)に准勅祭神社(祭祀に際して天皇により勅使が遣わされる神社)と定めて、東京の鎮護と万民の平安を祈願されたお社のことです。 そのお社をまわることを東京十社巡りと呼び、昭和50年(…

古事記の神様と神社・東京編(15)

政治、経済の中心地と言われる東京・永田町にある、ちょっと変わった形の鳥居の神社へ行って来ました。それは日枝神社です。周辺には首相官邸や国会議事堂などがある、東京のど真ん中のこの地に何で神社があるんや? 答えは簡単、神社が先にあり、あとから官…

古事記の神様と神社・東京編(14)

前回、前々回と日本橋七福神巡りの二社(小網神社、水天宮)をお送りしました。これは、ハナから七福神巡りをしようと思って訪れたのではなく、Eテレの放送を見て触発されたというのが正直なところです。 そのあと、爺さんは考えたのですね。残りの五社はど…

古事記の神様と神社・東京編(13)

小網神社から徒歩10分弱で水天宮に着きます。水天宮と言えば安産の神様として有名ですよね。安産には無縁な爺さんがなにしに行ったん? いやいや、そんなこと言わずに、小網神社と同じく日本橋七福神巡りの一社として行って来ました。上の写真は水天宮前交差…

古事記の神様と神社・東京編(12)

唐突ですが、皆さんはEテレをご覧になりますか? 私は毎週火曜日21時30分からの「趣味どきっ!ニッポン神社めぐり」を見ています。最初にお断りしておきますが、私はNHKの関係者でもなんでもありません。受信料を銀行口座振替にしているなんとも奇特な一視聴…